自転車に乗るのは楽しいですが、盗難に遭わないようにするのは大変ですよね。
特に、前輪は盗まれやすい部分です。
わたしは幸いにも、自転車の前輪を盗まれたことはありませんが、X(Twitter)では、よく報告されています。
そこで、前輪盗難を防ぐために、2本目の鍵を購入しました。
メインロックだけでは不安
わたしの自転車のメインロックには、ボルトカッターでも切れないOTTOLOCK(オットーロック)を使っています。この鍵なら、大抵の場合安心です。
サイズは76cm(30インチ)を使っていますが、自転車と支柱を繋ぐくらいなら充分な長さです。
また、オプションで購入できるバンドを使えば、シートポストに簡単に鍵を固定できるため、とても便利で気に入っています。
前輪は窃盗犯の格好のターゲット
しかし、後輪だけを頑丈な鍵でロックしても安心できません。
なぜなら、スポーツバイクの前輪は、クイックリリースと呼ばれる機構で簡単に外せるため、窃盗犯にとって格好のターゲットとなっているからです。
クイックリリース式のホイールは、工具を使わずに簡単に外せるため、窃盗犯は目をつけた自転車を見つけてから、わずか数十秒で前輪を盗むことができます。
また、前輪だけを施錠していると、前輪をその場に放置して、残りの本体ごと持っていかれてしまうというケースもあります。
セカンドロックを追加しよう!
そこで、2本目の鍵として、クロップスのワイヤーロックを買いました。
こうしておけば、工具がないと外せないので、一応の防犯効果があります。
この鍵は、ワイヤーカッターで簡単に切断できてしまう部類の鍵なので、正直、メインロックとしては頼りない鍵です。
しかし、工具なしの窃盗犯が衝動的に盗むのを防ぐことはできるため、2つ目の鍵としてはありだと思います。
クロップス Q-BIROとは
こちらが今回購入したクロップスの『Q-BIRO(キューバイロ)』です。
価格は2,000円ほどで、カラーはブラック、ホワイト、ブルー、レッドから選べます。
ダイヤル式のワイヤー錠で、伸ばせばそこそこの長さがあることと、持ち運びのしやすさで、これに決めました。
コンパクトな鍵ながら、サドルとホイール、支柱をまとめて施錠することができます。
また、形状記憶ケーブルなので、どんなに引き伸ばしても元の形に戻ります。
連結部はフック式で、脱着が簡単でした。
暗証番号を変更するには、ロックを解除した状態で、ボタンを押しながらダイヤルを回します。
重量は実測で116g。自転車のチューブが約100gほどなので、それより少し重い程度です。
やや大きめなサドルバッグやツールケースなら、パンク修理キット一式と一緒に持ち運ぶこともできます。
スマホよりも軽いので、ジャージのポケットにも簡単に収まりますし、ハンドルに巻き付けるという方法もありますね。
まとめ
自転車で2本目の鍵が必要な理由は、以下の通りです。
自転車の盗難は、全国的に増加傾向にあります。
2つ目の鍵を用意することで、盗難防止対策を強化し、大切な自転車を守りましょう。