両端の爪がそれぞれ異なる形状をしている『IRC オリジナルタイヤレバー』を購入しました。
タイヤやビード、リムに合わせて使い分けることができるのはもちろん、ポリアセタール製で丈夫な作りなので、どんなタイヤでも簡単に外すことができます。
タイヤレバーの爪は2種類ある
タイヤレバーの爪の形状は、おもに「ヘラ型」と「スプーン型」の2種類があります。
ヘラ型のタイヤレバー
ヘラ型のタイヤレバーは、先端部が角ばっていて、波を打ったように曲がっているのが特徴です。
先端部の角度がキツくなっているため、ビードを拾うのに非常に都合がよい形状となっています。
曲がっている部分でテコの原理をいかんなく発揮できるため、固いビードも難なく持ち上げることができます。
スプーン型のタイヤレバー
スプーン型のタイヤレバーは、先端がスプーンのようにわずかに湾曲しているタイプのタイヤレバーです。
丸みを帯びているのでビードやリムを傷つけることなく、スムーズに取り外すことができます。
ワイヤービードのタイヤなど、比較的簡単に外せるタイヤは、ヘラ型よりもスプーン型を使ったほうが素早く外すことができるでしょう。
IRCのタイヤレバーなら両方使える!
わたしは「ヘラ型」と「スプーン型」のタイヤレバーをタイヤによって使い分けていたので、今回その両方を備えている『IRC オリジナルタイヤレバー』を購入しました。
ブラック3本セットで、両端が「ヘラ型」と「スプーン型」の2WAY仕様になっています。日本製です。
レバーの両端それぞれが異なる形状をしているので、タイヤやビード、リムに合わせて使い分けることができます。
使わないときは3本重ねた状態でホールドできるので、散らばったりせず携帯性に優れています。
ツールボックスに入れておけば、外出先でのパンクトラブルにも役立ちます。
タイヤを外してみる
ビードをめくるときは、ヘラ型を使い、テコの原理で持ち上げます。
ビードを持ち上げたあとは、このようにレバーのフック部分にスポークを引っ掛けれます。
今回のタイヤは、比較的外しやすいタイプだったのでスプーン型を使います。
先端が丸みを帯びた形状なので、内部のチューブを噛みにくく、ホイールを傷つけずにタイヤを外すことができました。
IRCオリジナルタイヤレバーは、ポリアセタールという材質で作られており、かなりの強度があるので、タイヤを外したり、タイヤを装着する際に力をかけても簡単に変形することがありません。
また、タイヤに優しい素材でもあるため、タイヤやリムに傷をつける心配もありません。
まとめ
- ヘラ型とスプーン型の2WAY仕様
- レバーを重ねてホールドできる
- 強度が高い
- 軽量で持ち運びに便利
- タイヤやリムに優しい素材
スプーン型は先端部分が平らで丸みを帯びた形状で、ヘラ型は先端部分が曲がっている形状です。
どちらもメリットとデメリットがあるため、自分に合ったものを選ぶことが大切ですが、IRCのオリジナルタイヤレバーなら両方の形状を使用することができます。