イギリス生まれのケミカルブランド『Muc-Off(マックオフ)』のチェーンルブを購入したのでレビューしていきます。
Muc-Offのチェーンルブ
HYDRO DYNAMIC LUBE | C3 DRY CERAMIC LUBE | DRY LUBE | C3 WET CERAMIC LUBE | WET LUBE |
オールウェザー | ドライ | ドライ | ウェット | ウェット |
あらゆる環境に適応した究極のチェーンルブ | 乾燥した環境に適したセラミック粒子配合のルブ | 乾燥した環境に適したスタンダードなルブ | 雨天時に適したセラミック粒子配合のルブ | 雨天時に適したスタンダードなルブ |
Muc-Offのチェーンルブには「ドライ、ウェット、オールウェザー」が存在し、ライドスタイルに合わせて好みのオイルを選ぶことができます。
C3 セラミック ドライを購入
『Muc-off C3 セラミック ルブ ドライ』 ¥2,138-(税込)
わたしは基本的に晴れた日にしか乗らないのと、チェーンが汚れるのが嫌だったので「ドライタイプ」を選択しました。
UVライトで光る!
ブラックライトに反応して光る成分が配合されているので、丁寧に注油したいときに役に立ちます。
UVライトが付属する
このチェーンルブには、UVライト(いわゆるブラックライト)が付属しています。
スイッチを入れるか、本体を押して点灯させます。
塗ったところがひと目でわかる!
このチェーンルブを「UVライト」で照らすと、オイルの中に含まれる「蛍光剤」が緑色に光ります。
注油したところを目視で確認できるから、1コマ1コマ確実に注油することができます。
その他の特徴
名前のとおり「セラミック粒子」が配合されていて、これでチェーンをコーティングすることにより、「滑らかな潤滑性能」と「優れた静寂性」を発揮します。
ボトルに「内蓋シール」が貼ってあるから輸送時に漏れる心配がありません。
ノズルキャップもスクリュー式で、しっかり締められるから倒しても安心です。
「UVライト」と「ステッカー」が付いてくるのが地味にうれしい。
チェーンルブの使い方
ドライタイプは、注油後に乾燥させる時間が必要なため、ライドの前日か3~4時間前の使用がおすすめです。
チェーンを洗浄する
このオイルの性能を100%引き出すためには、注油前にチェーンを念入りに洗浄し、しっかり乾燥させておく必要があります。
1コマずつ丁寧に注油する
ボトルをよく振ってから、適量をチェーンリンクの内側に注油していきます。
UVライトで照らす
周囲が明るいと光らないので、部屋を暗くする必要があります。
これでルブが1コマ1コマに浸透していることを視覚的に確認することができます。
余分なオイルを拭き取る
プレートの側面に付着した余分なオイルもまるわかり。
側面のオイルをウエスで拭き取とったら、オイルがチェーンに浸透するのを待ちます。
実際に走行してみた感想
明らかにチェーンの音が静かになり、手触りからも軽くチェーンが回っているのがわかります。
ペダルを踏んだときの抵抗が少なくヌルっと回る感覚は、まるで「ウェットタイプ」を使っているかのようでした。
オイルに適度な粘性はありますが、塗布後はサラサラしてて全然汚れません。
ただし、水で洗浄したしたところ、すぐに流れてしまったので、やはり雨には弱いと思われます。
耐久性と再塗布の目安
わたしの肌感覚では「100~150km」くらいで音が鳴ってくるので、もう少し耐久性が欲しいところですが、ウェットタイプに比べたら汚れは少ないので、この辺は耐久性とのトレードオフですね。
チェーンの回転音に違和感を感じたら、そのときに再塗布すれば問題ありません。再塗布するときは、洗浄しないでそのまま注油して大丈夫です。
ちなみに、商品説明に載っている再塗布の目安は「240~400km」となっているので、ささいな音を気にしなければ結構持つのかもしれません。
まとめ
- 晴れた日向け
- 汚れが付着しにくい
- ドライタイプは雨に弱い
- チェーンが静かに回る
- UVライトで緑色に光る
- 塗り残しがひと目でわかる
付属のUVライトを当てると、塗布した箇所が緑色に光るため、塗り残しもひと目でわかって大変便利です。
ドライタイプなので「晴れている日だけしか乗らない」という方にオススメです。