毎年12月になると自転車の洗車をするのですが、今回は「新しい洗車グッズ」を2つ追加したので、それぞれの使い勝手を紹介していきたいと思います。
新しい洗車グッズを試す!
今回使用する洗車用品はこんな感じ。
追加で購入したのは、矢印の『加圧式フォームガン』と『シリコンブラシ手袋』です。
バケツは『イノマタ化学 がんばりバケツ 15L』を使用。
洗剤やブラシなどをバケツの中にしまっておくことができるから便利。大小のバケツがセットになっていて、大きいバケツはフタを「踏み台」にするとができます。
加圧式フォームガン
これは、ソフト99の『パーフェクトフォームスターティングセット』という商品。
簡単に説明すると、自転車に泡を吹き付けるためのスプレーガンです。
自分の好きな「カーシャンプー」を入れて中身を作ります。
自転車は錆びやすいので「防錆剤」が入っているものを選ぶと良いです。
レバーを上下に動かして、50回くらいポンピングすれば準備完了。
あとはレバーを押して、バァ~ッと吹きつけるだけ。
ワイドノズルだから、あっという間に泡だらけになります。
自転車全体を泡泡にするなら、1回目の加圧だけで十分に持続します。
シリコンブラシ手袋
つぎに、泡だらけにした自転車をこいつで洗っていきます↓
手のひら全体がブラシになっているシリコン製の手袋です。
これは、イギリス生まれのケミカルブランド Muc-Off(マックオフ)の『DEEP SCRUBBER GLOVES』という商品。
手のひらから指先までびっしりとシリコン製のブラシが生えています。
サイズについて
- 手のひら周り:20.5cm
- 手長:19cm
わたしは上のサイズで「Mサイズ」を購入。親指だけ少し長かったですが、他はぴったりでした。
フレームを洗う
ブラシの長さが丁度良く、密度も十分にあるので、意外ときれいに洗うことができました。
自転車をそのまま「手」で洗うので、なんだか不思議な感覚です。
フロントフォークは、握りながら裏側までしっかり洗えます。
上で紹介した『フォームガン』がなければ、『自転車用クリーナー』を直接手に吹き付けるのがおすすめです。
しっかりと泡をつけたほうが洗いやすくなります。泡立ちも良好ですね。
土や砂汚れがひどいところは、ホースの水で流しながら洗うとフレームに傷がつきにくくなります。
また、グローブ自体は230℃まで耐えられる設計なので、グローブの汚れを落とすときは、熱いお湯で洗浄することも可能です。
直感的に細部まで洗える
ブラシを必要とせず、手で汚れを落とすので、直感的に効率よくクリーニングすることが可能です。
洗いにくいクランク裏側のフレームは指を入れるだけ。
ペダルの隙間も洗いやすい。
ブレーキの隙間に指を通せば、細部まで簡単にきれいになります。
ホイールのハブも洗いやすかったです。意外と汚れやすいんですよねここ。
「アウターケーブル」と「フレーム」の隙間にもしっかりとブラシが届きます。
ゴム製品がスムーズに洗える
グリップをスポンジで洗うと、引っかかってうまく洗うことができませんが、このグローブならスムーズに洗うことができました。
タイヤも同様にスムーズ。しかもリムとスポークの間も手早く洗うことができます。
油汚れを気にせず洗える
クランクは手のひら全体で撫でるように洗うと楽。
汚れが溜まりやすいクランクの裏側もガシガシ洗えます。
指を使えば細部まできれいに。
洗いにくいリアディレイラーも、指で撫でるように洗えます。
おわりに
『加圧式フォーミングガン』は、ポンピングする手間こそありますが、結構きれいに泡がのってくれるので、やっていて面白かったです。「泡洗車を楽しみたいけど、ケルヒャーとかのフォームガンは高くて買えない」という人におすすめです。
自転車はパーツが入り組んでいるところが多いので『シリコンブラシ手袋』は非常に役立ちました。スポンジだとどうしても洗い残しがありますからね。とくに汚れやすい「MTB」や「クロスバイク」と相性が良いと思います。