タイヤを裸のまま保管していたら、ひびだらけにしてしまいました…
今回は、その反省を踏まえて『ハンディラップ』を使って、予備として保管しているタイヤとチューブの劣化対策を行いました。
タイヤにひび割れが発生!
なんじゃこりゃ~!?
予備として保管していたタイヤがひびだらけになってるぞ(泣)
1年半ほど裸のまま放置していたら、この有様です…
紫外線と高温多湿はNG
「紫外線」に当てず、部屋の中で保管していたのになぜ!?
疑問に思って調べてみると、タイヤは「高温多湿」によって劣化が進むことがわかりました。
「高温多湿」の環境で保管すると、タイヤの成分である合成ゴムが「加水分解」を起こして、劣化が進みやすくなるそうだ。
とくに日本では、梅雨や夏の時期に「高温多湿」になりやすいことから注意が必要です。
ハンディラップを購入!
このままでは他の予備タイヤまで劣化させてしまうので対策することに!
使用するアイテムはカインズホームで買った『ハンディラップ』です。
「ストレッチフィルム」や「梱包フィルム」などとも呼ばれています。
棒の先にラップがついていて、くるくると巻いて使用します。
幅10cm×長さ100m、税込128円。ラップの貼り付き具合も良かったのでおすすめです。
空気に触れさせない
とりあえず『ハンディラップ』を巻いて、空気に触れさせないことで劣化を防ぎます。
車の「スタッドレスタイヤ」も同じようにラップを巻いて保管しますよね。
あとはタイヤの大敵である「紫外線」を避けるのはもちろんのこと、湿気のない風通しの良い場所で保管することがベストです。
- 空気をなるべく遮断する
- 直射日光など紫外線に当てない
- 高温多湿を避ける
ハンディラップの選び方
『ハンディラップ』を選ぶときにちょっとしたポイントがあります。
タイヤの内側を通して巻くので、全長の小さいものを選んだほうが巻きやすいです。
筒が回転するものと、しないものがある
それから、できれば筒の部分が回転しないものを選んでください。
筒の部分が回転してしまうと、ラップをピンと張って巻くことが難しくなります。
まぁ、回転するやつでも筒を抑えながら巻けば問題ないんですけどね。
ホームセンターの他に、100均にも置いてありました。
ダイソーは回らないタイプで長さ100m、セリアは回るタイプで長さ50mのものが売っていました。
タイヤの保管方法
基本的に『ハンディラップ』を斜めに回転させながら巻いていけばOK。
最後はラップをぐい~っと引っ張って、引きちぎるように切り取ってください。
持ち手の小さい『ハンディラップ』にしたので、14インチの小さなタイヤでも難なく巻きつけることができました。
あとは風通しがよく、日の当たらない場所に保管しておきましょう。
折りたためる「ケブラービード」もこのように巻いて保管しておくことができます。
チューブの保管方法
チューブも放っておくと、表面が貼り付いてしまうことがあります。
これは確実に劣化してきていると思うので、対策したほうがいいでしょう。
タイヤパウダーを塗る
チューブを長期間保管しておくときは、パナレーサーの『タイヤパウダー』を薄く塗っておきます。
とくにパンク修理をした「パッチ部分」は、周りにノリが残っているせいか貼り付きやすいです。
パンク修理後に『タイヤパウダー』を塗ってベタつきを取っておくことをおすすめします。
チューブのたたみ方
わたしのおすすめは以下の方法です。
まず、バルブを内側にして折りたたみます。
バルブの先端で傷をつけるといけないので、キャップはつけておいてください。
あとはバブルを中心にして、ぐるぐる巻いていくだけ。
これで完成です。
ラップを巻く
まずは縦にラップを巻いていき、一旦ちぎります。
あとは横に巻いていけば完成です。
最後にメモを挟んでおくと、何のチューブだったか忘れません。
空気を遮断できればいいので「ジップロック」等に入れておいても問題ないでしょう。
まとめ
- ラップを巻いて劣化防止
- ハンディラップがあると便利
- チューブにはタイヤパウダーを塗る
- 紫外線・高温多湿を避ける
- 風通しの良い日陰で保管
今回のタイヤのひび割れは、風通しの悪い物置に保管していたから「高温多湿」でやられたのだと思います。
今度からは空気の流れがある自分の部屋に置いておくことにします。