ネジ山にグリスを塗るときは「歯ブラシ」を使うと綺麗に塗ることができます。
また、ネジ山に残った古いグリス汚れを落とすときも「歯ブラシ」を使うと、あっという間に綺麗にすることができます。
グリスは「歯ブラシ」で塗れ!
指を使ってネジ山にグリスを塗ると、うまく塗れずにムラができてしまいます。
この状態でネジを締めるのはなんだか気持ちよくないですよね。
歯ブラシで伸ばす
こんなときは使い古しの「歯ブラシ」を用意してグリスを伸ばしてみてください。
これだけでこんなに簡単に薄く均等に塗れてしまうのです!
ネジの受け側も同様に
取り付け側のネジ山も同様にグリスを塗って…
「歯ブラシ」で伸ばすだけで綺麗に塗ることができます。
小さなネジのグリスアップにも
「歯ブラシ」を用意するだけで、ネジ全般のグリスアップに役立ちます。
汚れ落としも「歯ブラシ」を使うと楽ちん
「歯ブラシ」はグリスを塗る以外に、古いグリス汚れを落とすときにも役立ちます。
用意するもの
- 歯ブラシ
- パーツクリーナー(遅乾タイプ)
- ステンレス容器(100均)
100円均一で買ったステンレス容器にパーツクリーナーを入れたら「歯ブラシ」でこするだけ。
「遅乾タイプ」を選ぶ
パーツクリーナーには「速乾タイプ」と「遅乾タイプ」の2種類があります。
「速乾タイプ」は揮発性が高いため、すぐに溶剤が乾いてしまいます。
じっくり汚れを落としたいときは「遅乾タイプ」を選ぶようにしてください。
古いグリスを落とす
ペダルのボルトにこびりついた「古いグリス」を落とします。
といってもパーツクリーナーを浸した「歯ブラシ」でこするだけなんですけどね。
じゃーん!!
あっけなく溝の汚れを取り除くことができました!
グリスを塗ってサビ止めする
あとは「歯ブラシ」で薄くグリスを塗ってから取り付けます。
他のパーツも綺麗に
これを活用すれば各パーツのグリス(油汚れ)を簡単に落とすことができます。
チューブタイプのグリスはケースに移すと便利
グリスの話ついでに、チューブタイプのグリスを使いやすくする方法を紹介します。
100均の「クリームケース」に入れる
チューブに入っているグリスは、いちいちチューブを絞って出すのが面倒ですよね。
使っていくうちにチューブがベタベタになってしまいます。
そこで、わたしは「100均のクリームケース」を買ってきて、この中にグリスを入れてから使うようにしています。
そのまま保存できる
これでケースの中のグリスを指でなびるだけになったのでグリスアップ作業が楽になりました。
もちろん蓋を閉めれば、余ったグリスを保存して再利用することができます。
関連記事:折りたたみ自転車の注油とグリスアップ方法。注油ポイントを把握しよう!
まとめ
- グリスは歯ブラシを使って塗る
- グリスの汚れは歯ブラシで落とす
- 汚れをじっくり落とすなら遅乾タイプ
- チューブのグリスはケースに移す
ネジ山にグリスを塗るときは「歯ブラシ」を活用しましょう!
均等にグリスを塗ってからボルトを締め込むと気持ちがいいですよ!ぜひ試してみてください。