新型コロナによる自粛が多い中、自宅で過ごす時間が多くなります。
そんな今だからこそ、不要な自転車用品の整理整頓をしてみませんか?
今回は忙しい毎日ではできなかった身の回りの「不用品」を賢く整理するコツを紹介していきます。
「全部出し」と「空き箱」を用意する
片付けるものを全部出す
片付ける自転車用品を部屋の一箇所にすべて集めます。いるもの・いらないもの全部です。
「全部出し」をすると、もう後戻りできないので、やるしかありません。片づけのモチベーションがグングン上がります。
空き箱を3つ用意する
ダンボール箱を3つ用意して、それぞれに黒マジックで大きく「いる」「いらない」「保留」と書き込みます。
とくに“保留ボックス”をつくることが重要。「いる」「いらない」の2択だけで考えてはダメ。仕分け中の「迷い」によって片付けがスムーズに進まなくなるからです。
保留ボックスで迷いが激減
保留ボックスがあると整理整頓の迷いが激減して、片づけスピードが格段にアップします。
片づけに時間がかかってしまう原因のほとんどは「迷い」なので、迷ったらとりあえず保留ボックスに入れてどんどん仕分けしていきます。
- 少しでも迷ったもの
- 決められないもの
- 売れそうなもの
- 価格が高かったもの
- 思い入れがあるもの
そして半年以上経っても取り出さなかったり、忘れているようならば、それはいらないモノ。処分してしまっても後悔はしないはずです。
フリマアプリで売る
私の「保留」に当てはまるものは、「一度だけ使った工具」、「捨てるにはもったいないもの」といったところでしょうか。
ダブっている工具や使ってない自転車アクセサリー類が多いです。
これらをただ捨ててはもったいないので、あとでフリマアプリで売ろうと思います。500円で出しても10個売れば5,000円ですから馬鹿にできません。
いらないものを仕分ける
「いらないボックス」に入れるためには、不要なものを「不要」と判断して処分する決断力が必要になります。
- 今後使うことがないもの
- 今の自分に本当に必要か
- 好きかどうか
- 1~3年使ってないもの
ここ何年も使用していなければ捨てるべきですし、売る価値もないものは思い切って処分しましょう。また必要になったときに新しく買えばいいのです。
アーレンキー&100均工具
不要なアーレンキーをかき集めたらこんなにたくさん出てきました(笑)
おもに100均で買ったものと、自転車パーツに付属してきたものです。六角レンチセットがあれば取っておかず
あとは品質の悪い100均工具も捨てちゃいます。必要になったとき、ちゃんとした工具メーカーのものを買えばいいし。
それに、いざとなれば100円で買えますから、未練がましく持っている必要もないかなと思います。
自転車ボトル
自転車ボトルも集めたらこんなにあった(汗)
5本だけ残して、あとのは保留&いらないの箱へ入れました。
いつか使うかもしれないは使わない
「いつか使うかも」と取っておいた中途半端な長さのアウターケーブルは、結局、2~3年しまったままでした。
あとは、なぜかシートクランプがたくさんあったけど、絶対に使わないからこれも捨てます。必要になったときに新しく買えばいいしね。
仕分け完了
結果的に「いらないボックス」の荷物が一番多かった。
あー、スッキリした~。
いるものを仕分ける
「いるボックス」は自分の気に入っているものを選ぶだけなので難しくはない。
しかし、今後使うかもしれないものには、頭を悩まされます。そんなときは迷わず保留ボックスへ入れればOK。
- 最近使ったかどうか
- 今後使うもの
- 無いと困るもの
数年後を見越して取っておいたほうがいい場合もあるので、誤って捨てないように注意することも大切です。
今後使うかもしれないパーツ
これらはDAHON K3の初期パーツ。カスタムして取り外したものになりますが、これらは残しておきます。
今後もしK3を売るときにノーマルに戻してから売るためです。今使っているカスタムパーツは新しい自転車で使うかもしれないので、初期パーツは取っておいて損はない。
補修パーツ
補修パーツは使わないものもあるかもしれませんが、場所を取らないのでケースに入れて残しておきます。
画像のケースは100均のキャンドゥやセリアで売っている「SIKIRI」シリーズという商品。とっても使い勝手がいいのでおすすめですよ。
このケースについては100均の「SIKIRI」シリーズが自転車の小物パーツ収納に超便利!で詳しく紹介しています。
ネジ類
使ってないネジ、ナット、ワッシャーも収納スペースをとらないから残しておきます。これこそ要らないものと思いますが、いざというときにあるとやはり便利。
自転車のネジ類は特殊な形状や長さのものが多いので、ホームセンターにはピッタリ合うものが売っていないのです。
私の収納方法
ここで私の収納を晒してみる。整理整頓の参考にしてもらえたら嬉しい。
よく使うメンテナンス用品はこんな風にキャスター付きのワゴンに入れて収納しています。
このワゴンは無印良品のポリプロピレン組立式ワゴン・キャスター付というもの。同じものはもう売っていないみたいですが、似た商品はまだあるみたい。
下の段にはスプレー類、チェーンルブ、パンク修理用具などを収納。カゴの中に小さいケースを入れて仕切るとさらに便利。
一番上の段にはよく使う工具類を置いています。六角レンチ、ノギス、ドライバー、巻き尺などを、すぐに取り出せるようにしておくと作業が捗ります。
100均のSIKIRIケースと補修パーツ等をさらに大きなケースに入れて収納。これらはクローゼット等に入れておいて必要なときに取り出します。
工具箱
私は工具箱といえるようなものは持っていません。
衣類とかを入れる収納ケースにまとめて工具を入れています。
ケースを開けて、まさぐるだけだからこのほうが使いやすい。
工具箱を買おうか迷いましたが、工具が下の方にあると探しにくそうだし、スペースが今より狭くなるのでこれを使い続けています。
片付け後の工具箱
ケースを使って「手前によく使う工具」、「奥に使用頻度の低い工具」という具合に分けてみました。
スパナなどの小さい工具は取り出しにくいので別途、小さな箱にわけてみた。
ごちゃごちゃしていた工具箱が綺麗になってスッキリ、我ながらいい感じに整理できた。
おわりに
コロナ自粛は窮屈に感じますが、おかげで部屋が片付いてよかったとポジティブに考えています。
整理整頓したおかげで自転車メンテナンスの作業性が格段に上がったしね。
ついでに部屋の片付けもしたので、部屋から不要なものが減って、新鮮な気持ちになりました。
新型コロナによる自粛期間が1ヶ月延長らしいので、この5月中に後回しにしていた「片付け」をしてみてはいかがでしょうか。