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105ハブの実力は?玉押し調整で別ものホイールに大変身!

RIDEAと105ハブの451手組ホイール

私が現在使用している小径車用の手組ホイールを紹介します。

サイズは20インチ451、ダホン用なのでフロントは74mm。

リアは定番の105ハブですが、初期出荷時はまったく回りません

なぜなら玉押しがキツめに調整されているためです。

しかし、適切な玉当たり調整を行うことで、気持ちいいくらい良く回るホイールへと変身します。

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451手組ホイール詳細

451手組ホイールのスペック、105ハブ

スペック

フロント リア
リム ALEXRIMS R390 20H ALEXRIMS R390 24H
ハブ RIDEA 74mm 20H シマノ 105(FH-5800) 32H 8~11速用
スポーク DTSwiss チャンピオン 2.0mm DTSwiss チャンピオン 2.0mm
ニップル DTSwiss アルミ ブルー DTSwiss アルミ ブルー
組み方 ラジアル組み フリー側16本 (6本組み)
反フリー側8本 (2本組み)
重量 500g 811g

このホイールはサイクルショップはたのさんで組んでいただきました。

詳細は以下の記事で紹介しています。

実測重量

451手組ホイールの実測重量、詳細は以下

フロント500g、リア811g、合計1311g。

まぁまぁ軽量なホイールに仕上がっています。

カップアンドコーンのハブは重いですが、走行性能に影響するのはホイールの外周部なのでハブの重さはあまり気にすることはないです。

リムサイズ

アレックスリムR390のリムサイズ、詳細は以下

リム幅19.6mm、リム内幅13.4mm、リム高19.7mm。

バルブ長36mmのチューブを装着

アレックスリムR390にタイオガ36mmバルブのチューブを装着

使用しているチューブは「タイオガ ウルトラライト 36mm」

リムハイトが低いのでバルブ長36mmでも大丈夫です。

重量約70gの軽量チューブです。

リムテープにヘルマンズ

ヘルマンズの451用リムテープ

黄色いリムテープは「ヘルマンズ HPSリムテープ」です。

テープ幅は18mm、重量は1本19g。

R390のリムにばっちり合います。

451用リムテープの中ではこれが一番オススメ。

8気圧の高圧に対応しています。

RIDEA74mmハブ

RIDEA74mmフロントハブ、ダホン用

ダホン用なのでフロントはRIDEA(リデア)の74mmハブを採用。

ラジアル組でスポーク数は20H。

ハブはシールドベアリング。

ボディは7075アルミ、重量は69gです。

リデアハブの使用感

フロントRIDEAハブの451手組ホイール

ダホン用の74mmハブとしてかなりおすすめ。

両手に持って回転させると、手に伝わるノイズがまったくなく、無音で気持ち悪いほどヌルヌルと回転します。

定価が1万円ほどでリアの105よりも高いですが、その分、造りがよく品質にもこだわり抜いてます。

105を選んだ理由

シマノ105、FH-5800リアハブ

ロードバイクに乗っていた頃、シマノのWH-6700やWH-6800といったホイールを使用していました。

回転性能は悪くなく、かなり満足していた思い出があるので、またカップアンドコーンのハブを使ってみたくなりました。

シマノハブの選択肢は以下の通り。

調べてみると「ティアグラ、105、アルテグラ」の3つは回転性能に体感できるほどの違いはないという意見が多くみられました。

さすがにデュラエースは体感できるらしい。

でも値段が高すぎて手が届かない。

ティアグラにするのが一番コスパはいいですが「それに乗りたいか?」と言われれば、できれば105やアルテグラにしたいのが本音。

ティアグラと105の価格差は2,000円。

105からアルテグラは値段が2倍に跳ね上がります。

回転性能が同じならアルテグラはコスパが悪い

というわけで105を選びました。

実走してみた感想

451手組ホイールを両手で持っている

初めてこのホイールで走ってみたのですが・・

回らない・・ペダルが重い・・なぜ?

サイコンの走行記録

上の画像はサイコンの記録。

いつもは平均時速20kmなのに、105にしたら平均時速が17.7kmに。

回らないから、すぐに減速してしまう。

それに体力がすごい消耗します。

いつもの調子で漕いでたら後半に体力が尽きて終盤は時速14kmくらいしかでませんでした。

画像のグラフからも距離30km辺りから、ガクンとスピードが落ちているのが分かると思います。

いつもよりギアが2~3枚重い

冗談ではなくホント。

玉当たり調整で別物に!

105ハブの玉当たり調整、ハブコーンレンチとアーレンキー

まったく回らなかった理由は、新品の105は玉押しがキツめに調整されているためです。

玉押し調整する前も手でホイールを回して回転を確認していました。

この時は、よく回っているように感じていました。

しかし、自分でしっかり玉押し調整した後にあらためて回すと“回転の軽さ”がまったく違う

やはり、キツめの玉押しはかなりの抵抗になっていたようです。

玉押し調整後の走行感

451手組ホイールと105リアハブ

全く別モノのホイールに大変身!

「玉押し調整でこれ程までに違うのか」という驚きが大きい。

小径車はハブの影響を受けやすいのか、回転性能の違いが身体でよく分かります。

危うく中古で売るところでしたよ(笑)

新品の105ハブは最初に玉押し調整が必須です。

105ハブは初期出荷状態では回らないという記事はみかけていましたが本当でした。

おわりに

451手組ホイール、R390と105ハブ

もう何度か走っていますが、気持ちがいいほどよーく回転します。

脚を止めても距離がよく伸びる。

あと以前のホイールよりも疲れない。

走り終わった後の疲れ方が違います。

よく回転するから足を休められるのかな?

とてもいい手組ホイールと出会えました。

一時は売ろうとしてたけど(笑)