DAHON K3のリードパイプを交換しました。
リードパイプをVブレーキのフックに脱着する際、先端が穴に引っ掛かってしまって扱いにくかったためです。
リードパイプとは
リードパイプはVブレーキ本体とアウターケーブルの間に使用して取り回しをよくするためのものです。
ホイールを取り外す際、上の画像のようにリードパイプを外すことでアームが開き、タイヤの空気を抜かなくてもホイールが外せるようになります。
リードパイプを交換する理由
DAHON K3標準のリードパイプが扱いにくい。どうやらリードパイプの先端がフックの穴に引っ掛かっているようで、パイプの出し入れがスムーズにできない。
脱着しにくいもんだからパイプの先端がガジガジになってしまった(汗)
とくにパイプを戻すときが問題で、フックの穴にスムーズに入ってくれないのだ。
原因は先端の形状にあり!
先端が“角張っている”からフックの穴に引っ掛かりやすかった。
だから、先端が“すぼまっている”タイプに交換してあげればいい。
BBBのリードパイプを購入
BBB BCB-91というリードパイプを購入しました。
アルミ製だから軽量で錆びにくいですし、見た目がスチール製よりも綺麗なシルバーをしています。
パイプの角度は2本とも90度です。自転車によっては1本だけ135度のほうがいいので購入の際は注意してください。
バラしたものがこちら。中にグリスが入っています。
DAHON K3のリードパイプと比較
K3のフロント側はパイプの曲がりが強いですが、結論から言うと90度で問題ありませんでした。
K3のパイプは、たぶん105度あたりかな?135度ではないと思います。
リア側は同じ90度。ラバーブーツはK3の短い方を再利用します。
リードパイプを交換する手順
まずは、ブレーキワイヤーのエンドキャップを外します。
キャップの潰れを直すようにプライヤーで挟めば簡単に外れます。
あとはワイヤーからパーツを抜き取るだけ。
で、新しいリードパイプを入れたら完了です。
エンドキャップは“何度でも取外し可能なスクリュータイプ”が便利です。カシメをする必要がないので初心者にこそ使ってほしいアイテムです。
ノグチのエンドキャップはブレーキ用とシフト用がセットになっているからおすすめです。
色はブラック、シルバー、レッド、ブルー、ゴールドと豊富に揃っています。
ブレーキ用とシフト用を見分ける方法は簡単。シフト用はキャップの横にラインがあります。
格段に脱着しやすくなった!
先端が絞ってあるからスルッと抜けてくれますし、フックに入れるときも穴に吸い込まれるように先端が入ってくれます。
私はホイールを取り外すことが多いから、以前のリードパイプだとストレスになっていました。
リードパイプの交換は、ちょっとしたことなんですけど、私にとってはかなり作業効率が上がるものとなりました!
角張ったリードパイプを交換しよう!
比較してみるとこんなに大きさが違う。
こりゃ出し入れしにくいわけだ。
皆さんのリードパイプも角張っていたら、交換してみてはいかがでしょうか。ホイール取り外し時のストレスが無くなりますよ。