自転車チェーンの油汚れを落とす方法を調べていたところ、YouTubeでデリケートな服についたチェーン油安全かつ簡単に取る方法!という動画を見つけました。
その方法を実際に試してみたところ、頑固なチェーン汚れが驚くほど簡単に落ちて、本当に驚きました。
これまではクリーニング店でシミ抜きを依頼し、その都度1,000円ほど払っていましたが、この方法ならクリーニング店に行かずに自分で対処できます。
用意するもの
食器用洗剤はスプレータイプが便利です。
クレンジングオイルはメイクを落とすための化粧品で、乳化していない透明タイプが使いやすいです。
消毒用アルコールは、水とエタノールを約3:7の割合で混ぜたものでOK。霧吹きタイプの容器に移しておくと使いやすくなります。
植物油はサラダ油や米油など、一般的な食用油で問題ありません。
チェーン油のシミ抜き手順
綿100%の布に、自転車のチェーンから出た真っ黒な油汚れをたっぷりとつけました。
一般家庭でこれほど深い汚れを落とすのは難しく、通常はクリーニング店に出す必要があります。
今回は、この頑固な汚れを自分で落としてみます。
1. タオルと歯ブラシを用意する
作業を始める前に、シミを抜く衣類の下にタオルを敷いて、不要になった歯ブラシを用意してください。
2. 植物油を垂らす
準備ができたら、シミに植物油を垂らして馴染ませます。
3. 食器用洗剤をつける
浮かした油を水に馴染ませるために、界面活性剤(食器用洗剤)をつけます。
歯ブラシで軽く叩いて洗剤を馴染ませます。
4. 消毒用アルコールを吹きかける
次に、油汚れを水に溶けやすい状態にするために、油と水の両方に馴染みやすい消毒用アルコールを吹きかけます。
さらに、歯ブラシで叩いてよく馴染ませます。
5. クレンジングオイルを垂らす
ここまでの作業で汚れが動きやすい状態になったので、最後にクレンジングオイルを馴染ませて汚れを浮き上がらせます。
6. 汚れを叩いてタオルに移す
歯ブラシで汚れた部分を叩いて、浮いた汚れを下に敷いたタオルに移します。
ある程度汚れがタオルに移ったら、タオルの位置を変えて、再度歯ブラシで残りの汚れを叩いてください。
7. 水で揉み洗いする
汚れが薄くなってきたら、水を張った容器の中でもみ洗いします。
あれだけ濃かった汚れが、1回の作業でここまで薄くなりました。
8. 同じ作業を繰り返す
残った汚れは、植物油を追加して手順2から7を繰り返します。
9. シミ抜き完了!
あれだけ頑固に付着していたチェーン汚れが簡単に取れました!
ジーンズのチェーン汚れを取ってみた!
上の実験はうまくいったので、ジーンズの裾についたチェーン汚れで実践してみました。
1年以上放置していた汚れでしたが、色落ちせずにチェーンの汚れだけがキレイに取れました。これは本当にすごいです!
また、ナイロン生地についたチェーン汚れも、この方法で問題なく落とすことができたので、ウインドブレーカーなどのアウターにも対応できると思います。
まとめ
何度か試しましたが、1回の作業で完璧に汚れを落とすことは難しかったです。しかし、同じ処理を2~3回繰り返せば、確実に汚れが落ちていき、シミが目立たなくなります。
自宅で簡単にシミ抜きできるようになったので、もうクリーニング店に出す必要はありません。まさに目からウロコです。
自転車チェーンの油汚れに悩んでいる方は、ぜひこの方法を試してみてください。きっと役立つはずです。