
前々から「チェーンカッター」が小さいと感じていたので、思い切って『シマノPRO チームチェーンツール』に買い替えました。
「大きなグリップ」と「長いハンドル」から想像できるように、軽い力でチェーンを切ることができる優れものです。
シマノPRO チームチェーンツールとは

定価4,400円(税込)と少しだけ値は張りますが、通常サイズのチェーンカッターよりも軽い力で切ることができるので、初心者にこそおすすめしたい商品です。

8速、9速、10速、11速、12速チェーンに対応しています。

ヘッドはスチール製なので、ずっしり重いですが、その分しっかりとした高い剛性をもっています。
軽い力でチェーンが切れる!

早速チェーンをカットしてみました。
あっけなく切れた!

ハンドルを1/4回転くらい回したところで、あっけなく「パチン」と切れてしまいました。
今まで手のひらに跡が残るくらい力を込めていたのは何だったのかと思うほど、軽かったです。
持ち運びしないのであればこれ一択

このチェーンカッターなら、いつでも安定した切断ができるようになるので、持ち運びしないのであれば『TL-CN29』よりおすすめです。
しっかり握れるグリップ
握りやすい「エルゴノミックグリップ」を備えています。
グリップの素材

グリップは、「TPR樹脂」というゴムっぽい素材が使われていて、滑りにくくなっています。
4本の指で握れる

4本の指でしっかり握れるから安定感抜群。

こぶしを握るようにギュッと握ることができます。
普通のチェーンカッターと比較

通常サイズの「チェーンカッター」では、ちょっと窮屈。

並べてみると、こんなに大きさが違います。
関連記事:微調整が可能なチェーンカッター。ガタつきを抑えられるから失敗しない
軽い力で回せるハンドル
長めのハンドルがより大きな「てこの作用」を生み出します。
くの字ハンドル

ハンドルは「くの字」で、力を込めやすい形状となっています。
より軽い力で回せる

「4本の指」と「親指」を使って握ることが可能。
長さがあるので「てこの原理」によって、より少ない力でカットすることができます。
両手がぶつからない

「グリップを握った手」と「ハンドルを握った手」がぶつからないのも利点の一つ。小さなチェーンカッターだと、ハンドルが接触して回しにくくなってしまいます。
幅広ガイドプレート
チェーンカッターには、「ガイドプレート」と呼ばれるチェーンを固定するプレートが付いています。
4つの山がある

この「ガイドプレート」には、山が4つのある幅広プレートが採用されています。

通常は2つだけなのでチェーンがずれやすく、ピンをまっすぐに押し込めないことがありました。

このプレートはチェーンをしっかりと押さえ込み、ピンがずれてしまうのを防いでくれます。
8~12速に対応

「ガイドプレート」を押すとバネの力で戻り、チェーンを押さえ込みます。
また、プレートの位置が動くことで、8速~12速のチェーンに対応できるようになっています。

このボタンを押せば「ガイドプレート」が動きます。
ピンを取り出す穴

ちなみに、この穴からチェーンを切った後の「ピン」を取り出せます。
予備のピンが付属

グリップの柄にあるネジを、4mmのアーレンキーで外します。

ネジを外すと、中から「予備のピン」が出てきます。

ピンの交換は、ハンドルを外してから、銀色のナットを反時計回りに緩めることで簡単に交換することができます。
まとめ
- 軽い力でカットできる
- しっかり握れるグリップ
- くの字の長いハンドル
- 幅の広いガイドプレート
- 8~12速に対応
- 予備のピンが付属
- 初心者にこそおすすめ
通常のシマノ製チェーンカッターに、1,000円を足せば買えるの価格なので、はじめからこちらを買うことをおすすめします。
やはり値段が高いだけあって質がいいですし、これ1つあれば、チェーン切りに困ることはなくなります。




