DAHON Visc EVOのタイヤは「20インチ451サイズ」になるのですが、そこで使っていた「タイオガの軽量チューブ」を「耐久性重視のシュワルベ 7A-SV」に交換しました。
今まで回転部は軽量な方が良いという理由から軽量チューブを使い続けてきましたが、使っているうちに耐久性に不安を覚える場面がいくつかあって、今回耐久性の良いチューブに交換することを決めました。
おすすめの451タイヤとチューブはコレ!
耐久性と安心感のあるチューブ
こちらが今回購入したシュワルベ 7A-SVのチューブ。仏式バルブで長さは40mmになります。Amazonで2本セットを購入、価格は約2,000円でした。
軽さこそないですが、チューブにかなりの厚みがあるので耐久性は期待できそう。そしてなにより分厚いことによる安心感があります。これなら通勤・通学にも最適でしょう。
「デュラノ」から「シュワルベワン」に
20インチ451の定番タイヤといえば、シュワルベの「デュラノ」だったのですが…
現在のデュラノに451サイズはなく、「シュワルベワン」に置き換わってしまったみたいです。
シュワルベワンといえば、昔は25Cサイズのみでタイヤ幅が細かったのですが、現在は28Cになっていました。つまり「旧デュラノ=シュワルベワン」と考えて良さそうです。次にタイヤ交換をするときはシュワルベワンを買うことになるでしょう。
デュラノでの評価になりますが、高速域でもしっかりとスピードを保って巡航ができますし、グリップや耐久性も良好。パンクは鉄片が刺さった仕方がないものが一度あっただけ。道端の小石程度ならちゃんと弾くので耐パンク性能も高いかと思います。人気があるのも頷ける魅力的なタイヤなので自信を持っておすすめできます。
451タイヤのサイズに要注意
20インチ451タイヤでタイヤ幅「28cm相当」を希望する場合は「20×1 1/8」を選択してください。スピードと乗り心地を両立したバランスの良いサイズなのでおすすめです。
また20インチタイヤには「451」と「406」の2種類があります。バルブも仏式(SV)と米式(AV)があるのでちゃんと確認してから買うようにしてください。
このチューブの場合は仏式の「7A-SV」、サイズは「20×1 1/8(451)」ということになりますね。
軽量チューブは劣化が早い!?
タイオガのウルトラライトチューブ
こちらが私が今まで使用していたタイオガのウルトラライトチューブになります。
実測重量は約65gと軽量なのですが、耐久性の面でちょっと不安が残るというのが正直な感想です。
これは約1年ほど使用したタイオガのウルトラライトなんですが、ある日、空気を入れていたところバルブ付近のところが裂けてしまいました。
他にも不具合がないかチェックしてみると亀裂を発見。
擦れてチューブが荒れているところもあったりと、お世辞にも耐久性が良いとは言えない状態でした。
軽量チューブから耐久性重視へ
回転部の軽量化は体感できると言われていますが、私みたいな小径車乗りでホビーライダーは、やはり耐久性を重視したほうがよいと考え、軽量チューブから耐久性重視のチューブへの切り替えを決めました。
サイズを比較してみる
「シュワルベ SV7A」と「タイオガ ウルトラライト」の大きさを比較。厚みがだいぶ違いますね~。
重ねてみるとこんなに違う。
予備チューブとしてサドルバッグに入れる場合は、今よりもスペースを圧迫してしまうのがデメリットかな。
重量差は約38g
シュワルベ 7A-SVは2本セットで購入。それぞれの重量は103gと97gでした。
タイオガのウルトラライトが65gなので、約32~38gの差があることになります。
この差をどう捉えるかですが、ロードバイク乗りでないなら無視していいでしょう。これくらいの差なら耐久性を取ったほうが安心できます。
バルブ長の違い
それからバルブ長が若干異なります。
- シュワルベ 40mm
- タイオガ 36mm
実際にホイールに装着して比較してみたところ、肉眼でも違いがよくわかりませんでした。これはそんなに気にしてくてもいいかも。
しかし、たった4mmの差ですが空気入れのヘッドは少し入れやすくなったような気もします。
膨らみ方がイビツ
シュワルベ SV7Aの耐久性は素晴らしいと思いますが、ちょっとケチを付けたいところがありました。
試しに空気を入れてみたところ、バルブ付近が大きく膨らむ傾向にあるようです。そのかわりバルブの反対側が細くなっています。
まぁ、タイヤの中に入れて圧力をかければ問題ないと思いますけどね。
もう1本は若干マシかな。膨らみ方に個体差があるようです。もう少し均等に膨らんでくれたら満点でした。
新品でチューブを買ったらエア漏れの確認をしよう
新品でチューブを購入したらまずは「エア漏れ」していないか確認するようにしてください。
私は今まで数十本ものチューブを買ってきましたが、過去に一度だけはじめからパンクしているものに当たったことがあります。
すぐにタイヤに取り付けるなら発見も早いですが、予備チューブとしてサドルバッグ等に入れておく場合は、確認しておかないといざというときに使えないという事態に陥ってしまいます。
私の場合は、チューブを購入したらすぐに2倍くらいに膨らませて、自転車のハンドルに引っ掛けて一晩放置しておきます。それで空気が抜けてなければOKという感じです。
もっと早く正確に確認したいなら、水を張った洗面器にチューブをゆっくりとくぐらせてください。エア漏れしている場合は、チューブから泡が出てくるので一発でわかります。
まとめ
- 7A-SVは耐久性と安心感がある
- タイヤはシュワルベワンがおすすめ
- 軽量チューブは劣化が早いかも
- 28Cはスピードと乗り心地を両立
- 20インチはサイズの間違いに注意
- 新品チューブはエア漏れの確認を
20インチ451ホイールの自転車ならば、今回紹介したシュワルベワン(旧デュラノ)と7A-SVの組み合わせをおすすめします。