14インチの折りたたみ自転車といえば「DAHON K3」がいま注目を集めています。
しかし、以前から14インチに力を入れているメーカーがあるのをご存知ですか?
それは『RENAULT (ルノー)』というメーカーです。
ルノーといえば自動車メーカー、一見すると名前だけ貸したコンセプトバイクを思い浮かべます。
しかし、これが結構こだわりをもってつくっていて、魅力的な自転車がたくさんあるんです。
というわけで、今回は人気のルノー「LIGHT Series」から折りたたみ自転車5モデルを紹介していきます!
ULTRA LIGHT 7 TRIPLE (14インチ)
スペック
モデル名 | ウルトラライト7 トリプル |
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カラー | レッド、シルバー |
フレーム | アルミニウム |
折りたたみサイズ | 665×360×570mm |
タイヤ | 14×1.35 |
ギア | 47T (11-13-15T) |
重量 | 約7.8kg |
価格 | 54,800円 |
「DAHON K3」と同じ、14インチの外装3段変速モデル。
こちらのほうが1年早く発売されています。
重量7.8kgと軽量、高さ調整可能なハンドルポストが便利。
5万円台で手に入るのも魅力です。
スプロケットですが「DAHON K3」は「9-13-17T」とワイドレシオ過ぎるところがあります。
一方、UL7は「11-13-15T」の1段とばしで扱いやすい。
物足りない場合は、フロントを56~60Tにすると丁度いいでしょう。
ULTRA LIGHT 7 NEXT (14インチ)
スペック
モデル名 | ウルトラライト7 ネクスト |
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カラー | ホワイト、ブラック |
フレーム | アルミニウム |
折りたたみサイズ | 640×350×550mm |
タイヤ | 14×1.35 |
ギア | 52-11T |
重量 | 約7.5kg |
価格 | 59,800円 |
サスペンションの役割を果たすエラストマ樹脂をフレームに搭載し、14インチのかたい乗り心地を解消したモデルです。
エラストマサスペンションが振動を逃がすので、折りたたみヒンジやリアホイールのスポークに負担をかけにくい構造となっています。
「DAHON K3」のワイヤーで補強するやつより、効き目がありそうですね。
重量7.5kgとかなり軽量。
フロントフォーク、バックフォーク、ハンドルポストは鍛造にして強度アップしています。
数ある14インチの中で最先端を行っているモデルではないでしょうか。
ULTRA LIGHT 7F (14インチ)
スペック
モデル名 | ウルトラライト 7エフ |
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カラー | ブラック、ホワイト |
フレーム | アルミニウム |
折りたたみサイズ | 660×375×555mm |
タイヤ | 14×1.75 |
ギア | 47-10T |
重量 | 約7.4kg |
価格 | 49,800円 |
ロングセラー「ULTRA LIGHT7」のマイナーチェンジモデル。
今からUL7を買うなら、こちらの7Fにしたほうがよいでしょう。
安定感のある14×1.75タイヤ、フロントフォークは鍛造になって強度アップ。
リアハブに4ベアリングを採用し、滑らかで力強い走りが可能となっています。
フレームはシンプルな見た目ですが、溶接のない滑らかな美しい見た目に仕上がっています。
所々に使用したアルマイトパーツが良いアクセントになっています。
MIRACLE LIGHT 6 (14インチ)
スペック
モデル名 | ミラクルライト6 |
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カラー | 真空蒸着メッキ ブルー、ブラック、シルバー |
フレーム | アルミニウム |
折りたたみサイズ | 670×340×560mm |
タイヤ | 14×1.35 |
ギア | 47-10T |
重量 | 約6.7kg |
価格 | 79,800円(メッキブルー) 59,800円(ブラック、シルバー) |
きれいな塗装と奇抜なデザインのチェーンリングが一際目を引きます。
重量6.7kgはシリーズ最軽量。
強度の高いステンレススポーク、軽量タイヤ、軽量ハブ、防錆チェーンなどパーツにもこだわり抜いています。
メッキ塗装のブルーは非常にカッコいいのですが、ブラック・シルバーよりも2万円高くなっています。
PLATINUM LIGHT 8 (16インチ)
スペック
モデル名 | プラチナライト8 |
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カラー | メタリックシルバー |
フレーム | アルミニウム |
折りたたみサイズ | 700×380×560mm |
タイヤ | 16×1.5 |
ギア | 52T (11-28T) |
重量 | 約8.8kg |
価格 | 59,800円 |
最後に16インチも紹介させてください。
折りたたみサイズが小さくコンパクト性がありながら7段変速を搭載し、重量を8.8kgに抑えたモデル。
14インチよりも安定した走行が期待できます。
走行性能と持ち運びを両立したいなら、このモデルで決まり。
まとめ
20インチ以下の小径車、14インチに流行の兆し?
近年、小径車は20インチが人気で406→451ホイールと大径化の流れがありました。
しかし、ここに来て「DAHON K3」が発売されたことにより「走る14インチ」に注目が集まっています。
14インチの魅力はなんといってもコンパクトで輪行しやすいこと、これに走行性の高さが加われば人気がでるのも頷けます。
今回ルノーはかなり気合の入ったモデルチェンジをしてきました。
ダホンも後発ながら「K3」という、外装3段の14インチモデル出してきましたが、14インチの展開力はルノーの勝ちでしょう。
16インチのバリエーションも今後、増やして欲しいところです。