これは『ORTLIEB(オルトリーブ) マイクロ』というサドルバッグです。
スポーツデポのアウトレットコーナーにあったので買ってみました。
今回はこのマイクロのネジを交換してバッグの容量をアップさせます。
オルトリーブ マイクロとは
仕様
製品名 | サドルバッグ マイクロ 0.6L |
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容量 | 0.6L |
素材 | ナイロン |
カラー | ブラック、ライム、オレンジ |
サイズ | H12×W11×D8cm |
本体重量 | 115g |
型番 | F9651 |
参考価格 | ¥4,104(税込) |
完全防水・防塵を誇るオルトリーブのサドルバッグです。
開閉口をクルクル巻いてサイドのフックに引っかけて固定。
どんなに水や泥・砂を巻き上げても内部へは侵入しません。
ユニークなフォルムながらも車種を選ばないデザインです。
内側の大きなナットが邪魔!
サドルバッグ内側に大きなナットが5つあります。
実際に物を詰めると思っていたより邪魔でバッグの容量を削っています。
ネットで調べてみるとこのナットを交換するのは定番のようです。
というわけで見よう見まねでネジ交換にチャレンジしてみました。
必要なもの
- 超低頭小ねじ M4 長さ 10mm x 5個
- ワッシャー M4 x 5個
- 六角袋ナット M4 x 5個
ネジは5箇所あるので各パーツも5個ずつ必要になります。
ネジ・ワッシャー・袋ナットは錆びないようにステンレス製を使用します。
大きめのホームセンターに行けばバラ売りでも買えると思います。
- スプリングワッシャー M4 x 2個
- ロックタイト 243 中強度
ネジにはネジ止めのロックタイトを塗布してから締めます。
振動で外れやすい2箇所にスプリングワッシャーを使用します。
使用する道具
- マイナスドライバー
- モンキレーレンチ
- ラチェットレンチ
- プラスドライバーソケット
- ソケットレンチ 7mmと12mm
すべて100均 ダイソーの工具です。
ネジを取り外す
このネジは特殊ネジなのですがマイナスドライバーで外せました。
溝の横幅が合うマイナスドライバーならいけると思います。
専用工具で外す場合は「トルクスのT15」が必要です。
12mmのソケットレンチでバッグの内側にあるナットを固定してネジを緩めます。
このようにすべてのネジを外します。
大きなナットを外してみるとネジもナットも素材が樹脂でした。
ナットとネジを塗装する
銀色のままだと見栄えがよくありません。
取り付け前にナットとネジをマットブラックに塗装しました。
目に見えるところだけ塗装します。
まずシリコンオフで脱脂。
ミッチャクロンマルチを吹いてから、マットブラックのアクリルスプレーで仕上げています。
ネジを交換する
ネジやワッシャーの配置はこのようになります。
レンチにプラスドライバーのソケットをセットしてバッグ内側からネジ穴にハメます。
袋ナット側は7mmのソケットで締めます。
ソケットレンチは2本あると捗ります。
私は1本しか手持ちがないのでモンキーレンチで締めています。
画像の前側2箇所が振動で外れやすいので「スプリングワッシャー」を入れます。
10mmのネジだと微妙に長くて袋ナットが底付きします。
なので厚めのスプリングワッシャーを入れて対策しています。
あとはロックタイトを塗ってから締め込みます。
注意点
この部分だけ袋ナットをバッグの内側に超低頭ネジを外側にします。
なぜかというと、バッグをスライドして取り外すとき邪魔になるからです。
「PRESSボタン」を押すとバッグ部分が外れるようになっています。
袋ナットを外側にすると出っ張りでバッグの脱着ができなくなります。
ネジ交換後のサドルバッグ
これでネジの交換が完了しました。
マットブラックに塗装したので落ち着いた感じに仕上げることができました。
交換前との比較
超低頭ネジのおかげでバッグの内側がだいぶ広くなりましたね。
容量が目に見えて増えたのが分かると思います。
このサドルバッグはネジ交換が必須のようです。