
スマートトレーナーなど、室内トレーニング後に出た汗を放っておくと、サビや変色の大きな原因となります。
気づかないうちに自転車がダメージを受けているので、マックオフの『汗移り防止スプレー』などを駆使して汗から自転車を守りましょう!
汗を放置するとサビる!

これはわたしが『スマートトレーナー』を買う前に使っていた『エアロバイク』です。

トレーニング後、ろくに掃除していなかったため、汗が付着した部分だけ見事にサビてしまいました。

汗を放置すると、最終的に塗装面の内部にまでサビが浸食し、腐食させてしまいます。
自転車の汗汚れを確認
続いて、『スマートトレーナー』で使用している自転車の状態を確認します。
フレーム周り

フレームのあちこちに「黄色い汚れ」の付着を確認。おそらく「汗」と「皮脂」が混ざったものかと思われます。

自転車フレームは、「ウレタンクリア」という強靭な塗膜で塗装されているので、傷でも付いていない限りサビることはそうそうありません。
しかし、いつまでも汗を放置していると、黄色い汚れが「消えないシミ」として残ってしまう場合があります。

自転車をひっくり返してみると、アウター受けにたくさんの汗が溜まっていました。
この辺は毎回掃除できないので、気づいたらサビていることも…

こういう「塗装面の境目」や「ボルト穴」もサビやすいので注意が必要です。
ハンドル周り

ハンドル周りは、白い結晶状の汚れが目立ちます。

これは汗に含まれている「塩分」や「ミネラル」などによるものです。

このスマホホルダーはアルミ製なので茶色くサビることは無かったですが、白サビが消えずに残ってしまいました…
汗には塩分が含まれているので、無塗装の金属はとくに注意が必要です。
クランク周り

「クランク」もよく見ると、汗が飛び散っていてベタベタです。

ペダルにサビが…。室内トレーニングをすると、外で乗るよりも何倍も早くサビてしまうので油断できません。
フロント周り

フロント周りは、顔から落ちる汗によって金属パーツがサビやすいです。

ヘッドパーツは、汗が入り込みやすいので、定期的なメンテナンスとグリスアップが必要です。

フロントフォークから伝って来た汗で、クイックリリースのボルトがサビていました。
汗移り防止スプレーで予防する

トレーニング後は、できるだけ早く汗を拭き取ることが必要ですが、毎回隅々まで拭くのにも限界があります。
そこで、屋内トレーニング用の汗移り防止スプレー『Muc-off(マックオフ)SWEAT PROTECT』を買ってみました。

このスプレーは、自転車フレームや金属パーツに「防錆効果のあるコーティング」を施し、汗による腐食やサビを防ぐ効果があります。

ノズル付きだから、狭いところもピンポイントで狙えます。

ノズルを畳めば、広範囲にスプレーすることも可能です。
自転車にコーティングする

トリガーが爪でロックされているので、強めに押して爪を折ってから使用します。

スプレーするとバニラのような甘い香りが広がりますが、液体自体は潤滑剤のようなニオイがします。

スプレー後、余分な液体をクロスなどで拭き取ります。

部屋を暗くしてから「ブラックライト」で照らすと、液体が緑色に光ります。
「塗り残し」や「塗りムラ」の確認に便利。

「アウターケーブル」の隙間も念入りに塗っておきます。

「ブレーキパッド」や「リムのブレーキ面」には吹きつけないでください。

入り組んでいるところはノズルを使ってスプレーし、丁寧に拭き取ります。

「クランク」と「ペダル」も忘れずにスプレーしておきます。
室内トレーナーにも塗っておく

自転車だけではなく、「室内トレーナー」にも塗っておくと良いでしょう。
脚の部分をよく見ると、結構汗が付着してるんですよ。

何の対策もしていなかった「エアロバイク」の脚はこの通り、サビサビです。
まとめ
- 汗の放置は厳禁
- 金属にかかるとサビる
- 塗装に放置するとシミになる
- 汗が付着したら早めに拭き取る
- 汗移り防止スプレーで対策する
室内トレーニングに使っている自転車は、外で乗っている自転車よりサビやすいです。
汗を放置すると、少しずつ自転車を蝕んでいくので油断できません。
今回紹介したマックオフのコーティング剤で予防することをおすすめします。
防錆効果があるので、海の近くを走るときも効果的です。
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