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リムナットは不要ってホント?私は“絶対に必要”だと思う

仏式バルブの根元が裂けてパンクした状態

バルブの根元が裂けてパンクしてしまった。

結論から言うと、私はリムナットが緩んでいたのが原因だったんじゃないかと睨んでいます。

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バルブの根元がパンクしたときの状況

自転車チューブの根本が裂けた原因

リムナットが緩んでいる状態で、タイヤを指定空気圧まで入れて、空気入れのヘッドを外そうとバルブを傾けてしまった瞬間に「プシューッ」とパンクしてしまいました。

  • リムナットが緩んでた
  • タイヤが高圧だった
  • バルブを傾けた
  • 古いチューブだった

根元が裂けた原因を考察

バルブの根元が切れた自転車チューブ

たぶん、タイヤが高圧の状態でバルブを傾けたから、リム穴のフチでチューブが損傷、1年ほど使った古いチューブだったこともあって、根元が負荷にたえられず裂けたのだと予想します。

または、リムに固定されたバルブとチューブが高圧で引っ張り合いになって、古かったチューブがついに引っ張られる力に耐えかねて破れてしまった。

といったところでしょうか。

リムナットは“必要”だと思う

リムのバルブ穴とバルブの付け根

リムナットは不要」というネット記事をよく見かけますが、私は“絶対に必要”だと思うな。

だって、リム穴のフチとバルブの根元は常に強い力が掛かっているわけだから、これでバルブの根元にダメージがいかないわけがない

リムナットが緩い仏式バルブ

こんなグラグラの状態で使用していると、空気入れのヘッドを脱着するたび、バルブの根元にダメージが蓄積されて、最終的に裂けてしまうのは当然だと思う。

だから、できるだけバルブの根元にダメージを与えないように、リムナットを締めてバルブを固定しておいたほうがいいと思うんだ。

「締め過ぎ」や「低圧」もよくない

リムナットを締めすぎている

それからバルブが動かないように強く締めすぎることもバルブにはよくない。

ママチャリのナットとかはスパナで締めるタイプですが、締めすぎるとバルブの根元が抜けるように取れてパンクしてしまうのです。

根元からとれた仏式バルブ

また、空気圧が低い状態で乗り続けると、タイヤの中でチューブがよれてきてしまって、バルブに負荷かかります。タイヤは必ず適正空気圧を入れてから乗るようにしてください

【対策】リムナットを締める!

仏式バルブのリムナットを締める

というわけで、私はリムナットをすることを推奨します!

リムナットは手で締めることのできる程度の力で軽く締めておけばOK。強く締め込みすぎてもバルブの根元を傷めるので気を付けましょう。

そして、空気入れのヘッドを外すときは、できるだけバルブ対して垂直に抜くようにしてください。根元にダメージを与えないようにイメージして外すのがいいと思います。

リムナットの緩みをチェック

リムナットの緩みをチェックしよう

自転車に乗っている人なら知っていて当然かもしれませんが、タイヤに空気を入れたあとはリムナットが緩んでいることがよくあります。

これは空気圧でバルブが押し出されてくるからですね。空気を入れたあとは忘れずに緩んだリムナットを締め込むようにしてください

異音の原因になることも

また、ホイールから「カッ、カッ」という異音が鳴ることがあります。

この異音もリムナットが緩んでいることが原因であることが多いのでチェックしてみてください。原因が分かるとなんてことないことなんですけど、意外とリムナットは見逃しがちなんですよ。

まとめ

  • リムナットを必ず締める!
  • リムナットは締めすぎない
  • バルブはできるだけ傾けない
  • タイヤを低圧にして乗らない
  • チューブは定期的に交換する

バルブの付け根は、非常にパンクしやすいところなので、できるだけバルブは傾けず、グリグリ動かしたりしないようにリムナットで固定しておいたほうが安全だと思います。

とくに、今回私がパンクしたのと同様にタイヤが高圧のときに空気入れのヘッドを外すときが危険かと思います。

新品のうちは全く問題ないと思うんですけど、チューブを長く使用しているうちにバルブの根元のダメージが蓄積されてきますから、バルブにリムナットをすることで結果的に長持ちするんじゃないかと私は考えています。