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DAHON K3の不満点と今後のカスタム案

DAHON K3の不満点

DAHON K3は満足感の高い自転車ではありますが、実際にサイクリングをしてみると、試乗だけではわからなかった不満点がいくつか出てきます。

今回はK3の不満点と、それらを解消するために必要なカスタム案を紹介していきます。

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K3でやりたいこと一覧

  • ペダル交換
  • グリップ交換
  • サドル交換
  • Vブレーキ&レバー交換
  • ホイール交換
  • TOGSを取り付ける
  • プーリーをベアリングに
  • クランク長を165mmに
  • ハンドルポストを伸縮タイプに
  • ギア比の見直し…etc.

書き出してみたのはいいものの、これはほとんどのパーツを交換することになるのでは・・・(笑)

ペダル交換

DAHON K3の折りたたみ式ペダル

  • ペアで511gと重い
  • 踏み面が滑りやすい
  • 脱着式のペダルを検討

標準ペダルは重く滑りやすい。立ち漕ぎでペダルを踏み込むとき、シューズの位置がずれることがあって危ないと感じました。

ただ、ペダル自体は、食い付きのいいフラットペダルに交換するだけで十分かな。K3にSPDペダルは必要ないと思います。

現在交換を考えているのは、MKS(三ヶ島)の脱着式ペダルEzy Superiorイージースーペリアの中のどれか。

MKS イージースーペリアの付け外し方法

EzySureriaならこんな風にペダルの付け外しが行えます。輪行と普段乗りを両立させることができますし、駐輪時にペダルを外しておけば盗難防止にもなります。

グリップ交換

DAHON K3のスポンジ製グリップ

  • パイプが当たって痛い
  • 汚れが染み込む
  • やっぱりエルゴグリップ

角張ったスポンジグリップは、衝撃を受けると中のパイプが手に伝わってきて痛いことがあります。長距離を走るなら交換したいところ。

それと素手でこのグリップを握ると、スポンジが白く汚れます。スポンジだから汚れが染み込みやすく、清潔感のないところも欠点だなと思いました。

ざっとネットを探してみたところ、『エルゴン GA3』が目に止まりました。しかし、欲しかったブラックの在庫だけありません・・・(2019年12月現在)

定価は3,600円なのですが、ブラックの在庫のあるお店は5,000円以上に値上げしています(怒)在庫が供給されて値段が戻ったら買おうと思います。

TOGSを取り付ける

DAHON K3にTOGSを取り付ける

  • 楽な姿勢で乗れる
  • バーエンドバーよりTOGS
  • ハンドルを1cm詰めると安定する

TOGSとは、グリップの内側に取り付ける突起のこと。ここに親指を引っ掛けてグリップを握ると、楽な姿勢で乗ることができるというアイテムです。

もう1台所有しているDAHON Visc EVOに取り付けているので、K3に乗ると思わず親指を引っ掛けたくなります(笑)個人的にTOGSは、“フラットバーハンドルの必需品”だと思っています。

グリップ外側を握るバーエンドバーもありますが、断然、TOGSをおすすめします!

車体が安定しないときの豆知識

フラットバーハンドルが長すぎる例

K3に乗って走っていると、「いつの間にかグリップの内側を握っている」という方は、ハンドル幅が長いのかもしれません。

また、「安定感がない」「ハンドルがクイックだ」と感じる場合も同様にハンドル幅に問題がある可能性があります。

DAHON K3のハンドルをカット

解決方法はとても簡単。ハンドルバーの左右を1cm詰めるだけ。これだけで安定感がグンと増します。

これは、DAHON K3を購入したお店の方に教えてもらったおすすめの方法です。ハンドル幅が長いと感じたら、パイプカッターを使用して自分で詰めるか、自転車店にお願いすると良いでしょう。

クランク長を165mmに

DAHON K3のクランク長は170mm

  • 170mmクランクは疲れる
  • 日本人には165mmが合ってる?

K3には170mmのクランクが標準装備されていますが、私は165mmクランク派です。大きく回転させるより、短いクランクでクルクル回すほうが疲れません。

170mmだと脚の可動範囲が大きくなるせいか、余計な筋肉を使って疲れるし、ひざも痛くなってしまうんです。もちろん相性もあると思います。170mmで問題ない方はそのままでOK。

ちなみに、私の身長は173cm、BB中心~サドル上までのサドル高は68cmにセットしています。

自転車界では身長170cm=クランク長170mmという考え方もあるようですが、平均身長の私から言わせてもらうと、ほとんどの日本人は170mmだと長すぎるんじゃないかなと密かに思っています。

プーリーをベアリングに

DAHON K3のプーリー

  • K3のプーリーはベアリング無し
  • チェーンの抵抗が減って滑らかになる
  • 樹脂製プーリーがおすすめ

プーリーとはリアディレイラーに付いている2つの歯車のこと。

K3のプーリーにはベアリングが入っていないので回転がイマイチ。ベアリングの入っているプーリーに交換することで、チェーンを回したときの抵抗が減って、滑らかに回転するようになります。

プーリーをベアリングに交換してから、手でクランクを回すと明らかに軽くなったのがわかるはず。これが実際のペダリングに影響しているのかはわかりません。もしかしたらプラシーボ効果なのかもしれませんが、気分的に交換しておきたいパーツの1つであります。

ベアリングのプーリーは、BBBの11Tを注文済み。金属製ではなく樹脂製だからチェーン回転時の音が気になりません。

アルミ製のプーリーも試したことがあるのですが、チェーンを回したときのチリチリチリっていう音が気になって外してしまった過去があります。

サドル交換

DAHON K3のサドル

  • デフォルトのサドルは軽量
  • 長距離を乗るなら交換したい

K3のサドルは265gと軽量です。しかし、2-3時間を超えるようなライドでは時間の経過とともに確実にお尻の痛みが出てきます。

途中で休憩を入れたり、20-30kmくらいの距離ならば、デフォルトのままでも大丈夫じゃないかなと思います。私は50km以上走ることもあるので、コンフォート系のサドルにしようと考えています。

Visc EVOにはタイオガ フォルティスを装着しています。ゲル入りなのでレーパンのパッドなしでも乗ることができますが、426gと少し重いのが欠点。交換サドルはまだ考え中。

Vブレーキ交換

DAHON K3のVブレーキ

  • 質感が安っぽい
  • ブレーキの効きがイマイチ

Vブレーキはテクトロ製。スチールっぽい質感で塗装も安っぽい。また、ブレーキシューがカチカチに固い。ブレーキを掛けると、シュルーーーっと滑る感じで制動距離が長く感じられます。

シューだけシマノ製に交換すれば問題なさそうですが、どうせなら質感のしょぼい本体ごと交換したいところ。交換するブレーキはまだ考え中。

ブレーキレバー交換

DAHON K3のブレーキレバー

  • 質感が安っぽい
  • 握り心地に不満

こちらもVブレーキ同様、質感が安っぽい。

Vブレーキ側の問題もあるかもしれませんが、ブレーキングが甘く感じる。剛性が足りてない感じ。レバーもそのうち交換したい。

ハンドルポストを伸縮タイプに

DAHON K3のハンドルポストを伸縮タイプにする

  • K3は前傾気味
  • ハンドルが遠い
  • 身長160cm後半はほしい
  • 伸縮タイプならポジションを選べる

個人的にK3のハンドルポストは伸縮できるようにしてほしかった。ハンドルポストの高さが調整できれば、ポジションも自在に選べるようになるからです。

例えば、長時間走り続けて疲れたときに、ハンドルポストを上に伸ばせば、状態を起こした楽な姿勢で乗ることができます。

K3は意外と前傾がキツい?

DAHON K3とVisc EVO、ハンドルまでの距離を比較

DAHON Visc EVOとK3の比較をすると、なんとK3のほうがハンドル位置が3cm遠いのだ。

このハンドル距離もあってかK3の適正身長は150~180cmなんですが、私は160cm台後半~が適正と予想します。たぶん、それ以下の身長だとハンドルが遠くて、前傾がキツいんじゃないかな?

この微妙なハンドルの遠さは、試乗しただけでは分かりにくいものがあります。なぜなら、長距離を走って初めて、じわじわ前傾姿勢が辛くなってくるのを感じるからです。

ま、前傾が好きな人は、仕様通り150cm~でも問題ないかもね(適当)。それに女性や子供でもK3に乗っている人はいますしね。

ハンドルが遠い場合は、ハンドルポストの交換も有効ですが、一番簡単なのは、ハンドルを“ライザーバー”に交換してしまうことでしょう。

ギア比の見直し

DAHON K3のギア比を見直す

  • 3速で十分かよく考えよう
  • 合わなければギアの交換を

DAHON K3は、53Tのチェーンリングに、スプロケット9-13-17Tという構成です。それぞれ、「速め巡航・ゆっくり巡航・登坂」という役割を担っています。

ただ、やはり3速だけなのでペダリングの合う合わないは出てきます。3速でよいか十分に考えてから購入すべきでしょう。

3速だけなので妥協も必要ですが、1速だけフィーリングの合うギアがあれば、それだけで長距離を気持ちよく走れると思います。

もし、ギア比が合わなければ、チェーンリングかスプロケットを交換して調整するしかありません。これは、そのうち記事にしたいと思います。

タイヤとホイールについて

DAHON K3のタイヤとホイール

  • デフォルトで十分軽い
  • カスタムで交換するのはあり
  • ビッグアップルはどうしよう?

ホイールは軽量なので、交換の必要はなさそう。ただ、個人的にAliexpressにあるような中華ホイールで遊んでみたい気もします(笑)

ビッグアップルについて

タイヤを「SCHWALBE ビッグアップル」に交換することはK3定番のカスタムとなっています。

走りの方は、大径化するのでスピードと安定感が増すのは当然かな。あと大きなエアボリュームでクッション性も良く、快適な乗り心地になるはず。

ただ、タイヤがリアディレイラーと接触するギリギリな点と折りたたみサイズが大きくなる点が気になります。あと見た目は、正直デフォルトのままの方がカッコいいんじゃないかな?

そのうち機会があれば試してみたいけど、今のところあまり乗り気ではありません・・・とりあえず、デフォルトのタイヤで走り込んでみてから考えます。

おわりに

DAHON K3の不満点を正直に書きつらねてみました。とりあえず、K3を購入する上で気をつけることは次の3点。

  • 3速で十分なのか
  • ハンドルは遠くないか
  • ギア比は問題ないか

これらをクリアできれば、素人の方でもなんとかなると思います。ペダル、サドル、グリップ交換くらいなら簡単ですからね。

それと、ときどき購入と同時にカスタムをしてしまう人もいますが、一度初期状態で乗ってから、不満な点を解消していくカスタムのほうが楽しんじゃなかな~と思います。

ゲームだっていきなり最強装備にしたらすぐに飽きてしまいますよね?ここをこうしたらとか、ネットでパーツを選んだりするのも楽しいものです。だから私も少しずつK3をカスタマイズしていきたいと思っています。