今回はダホン2018年モデルの『Visc EVO』とインターナショナルモデルの『Visc Pro』を比較したいと思います。
日本国内には「DAHON」と「DAHONインターナショナル」の2ラインのモデルが存在します。
だからViscも2モデル存在するというわけ。
DAHON
代理店のアキボウとDAHONの共同開発 [公式ページ]
日本向けに製作されているジャパンモデルを扱っています。
DAHONインターナショナル
代理店の武田産業・シナネンサイクルとDAHONの共同開発 [公式ページ]
海外モデルをそのまま日本で販売しています。
Visc Proとは
2018年モデルからドロップ化をはたし、さらなるスポーツ性能を獲得。
451ホイールにキャリパーブレーキを装備した本格スポーツモデルです。
コンポーネントにはシマノ TIAGRAを採用、納得の仕上がり。
Visc EVOとは
Re-Barテクノロジーにより高いフレーム剛性を確保し独特な曲線フレームが美しいモデル。
2017年モデルからホイールの451化により走行性能が向上しています。
街乗りからロングライドまでオールマイティにこなす一台です。
スペックを比較する
スペック
車体 | Dahon Visc EVO 2018年モデル | Dahon Visc Pro 2018年モデル |
---|---|---|
ホイールサイズ | 20インチ (ETRTO 451) | 20インチ (ETRTO 451) |
変速 | 2×10 20スピード | 2×10 20スピード |
折り畳みサイズ | W82 × H65 × D39cm | W83 × H67 × D55cm |
フレーム | アルミニウム | アルミニウム |
フォーク | アルミニウム | アルミニウム |
ハンドルポスト | クランプタイプ 300mm/8度 | DAHON VROタイプ ステム |
ハンドルバー | フラットバー 540mm | ドロップバー 400mm |
サドル | Selle Royal | DDK-D014 |
シートポスト | Dahon スーパーライトアルミニウム 33.9x580mm | DAHON Custom 6061 Aluminum, 33.9 x 580 mm |
ブレーキ | Promax RC482 | シマノ TIAGRA BR-4700 Caliper |
ブレーキレバー | Tektro 289A | シマノ TIAGRA ST-4700 |
ハブ/フロント | Dahon Comp 451 20H OLD:74mm | DAHON Custom Compact 74mm, 20H |
ハブ/リア | Dahon Comp 451 28H OLD:130mm | DAHON Custom Compact 130mm, 28H |
リム | BlacFoot 451 ダブルウォール | 451 Lightweight Aluminum ダブルウォール |
タイヤ | KENDA クリテリウム 20×1-1/8 (28-451) | KENDA クリテリウム 20×1-1/8 (28-451) |
クランク | Prowheel 53x39T | Prowheel 53x39T |
ボトムブラケット | CH-51 cassette 68mm 113.5L | CH-51 cassette 68mm 113.5L |
ディレイラー/フロント | シマノ TIAGRA FD-4700 | シマノ TIAGRA FD-4700 |
ディレイラー/リア | シマノ TIAGRA RD-4700-SS | シマノ TIAGRA RD-4700-SS |
シフター | シマノ TIAGRA SL-4700 ラピッドファイヤープラス | シマノ TIAGRA ST-4700 |
スプロケット | シマノ CS-HG500-10 11-25T | シマノ CS-HG500-10 11-25T |
ペダル | 折り畳みペダル | Wellgo F265DU |
キックスタンド | アルミニウム | 無し |
重量 | 10.9kg | 11.2kg |
カラー | チタン / パールホワイト / マンゴーオレンジ | ネイビーブルー / ガンメタル |
完成車価格 | ¥123.000(税別) | ¥153.000(税別) |
2車種の違いは?
相違点一覧
車体 | Visc EVO | Visc Pro |
---|---|---|
折り畳みサイズ | W82 × H65 × D39cm | W83 × H67 × D55cm |
ハンドルポスト | クランプタイプ | VROタイプ ステム |
ハンドルバー | フラットバー | ドロップバー |
サドル | Selle Royal | DDK-D014 |
シートポスト | 軽量アルミ | アルミ |
ブレーキ | Promax RC482 | シマノ TIAGRA BR-4700 |
ブレーキレバー | Tektro 289A | シマノ TIAGRA ST-4700 |
ホイール | BlacFoot 451 | 451 Lightweight Aluminum |
シフター | シマノ TIAGRA SL-4700 | シマノ TIAGRA ST-4700 |
ペダル | 折り畳みペダル | Wellgo F265DU |
キックスタンド | アルミニウム | 無し |
仕様表から相違点だけを抜き出しました。
一番大きな違いはProがドロップハンドルになったこと。
ブレーキはEVOがPROMAXで、ProはTIAGRA BR-4700と良いものになっています。
ホイールはEVOがオールブラック、Proは普通ですね。
EVOはシートポストが軽量なものになりましたが、Proは形状からみて今までの重いものっぽい。
Proはドロップハンドルになったことで、折り畳みサイズの奥行きがEVOのD39cmからD55cmと16cmも大きくなっています。
あと細かいところだとサドルやペダルも違っています。
Proはキックスタンドが無いですが、ダボ穴があるので後から装着可能です。
フラットバーとドロップの違い
2つのハンドルの違いを簡単に説明します。
フラットバーハンドル
操作性に優れ安定感があり悪路にも強い。
急ブレーキや急ハンドルなどの緊急時の動作に優れています。
上半身が起きているので視野が広い。
欠点は持ち手が変えられないのと前傾姿勢がとりにくいこと。
ドロップハンドル
前傾姿勢がとれるので高速での走行に向いています。
ポジションを変えられるので長距離走行もOK。
欠点は操作性や安定感がフラットバーに比べて劣ることです。
まとめ
走れるフォールディングバイクとして人気のあったViscがついにドロップハンドル化!
フラットバーのEVOとの価格差は3万円ほど。
私はEVOに乗っていますが、楽な姿勢で気軽に乗れていいですよ。
よりスポーティに乗りたければドロップハンドルのProがおすすめ。
Visc Proなかなか攻めたモデルですね~。
これは人気が出そうです。