自転車用品にはボタン電池がよく使われているので、電池の蓋を硬貨であけることが多いと思います。
しかし、硬貨ではうまく力を込められなかったり、誤ってネジ山を傷つけてしまったという経験があるのではないでしょうか。
そこで今回は『コインドライバー』という専用工具を紹介します。この工具を使えば、ガタツキがなくなり、ドライバーのように力強く回すことができるようになりますよ。
コインドライバーとは
マイナスドライバーを幅広にしたような形状で、先端が丸みを帯びています。
バッテリーキャップやカメラの三脚ネジなど、コインを使用して外す部分に幅広く使用できます。
コインドライバーは、ホームセンターのドライバー売り場に置いてあるので探してみてください。
安いものは500円程度で購入することができます。ボタン電池をよく交換する人は1本持っておくと捗りますよ~。
私はホームセンターでSK11のTD-4というやつを購入してみました。
全長93mmで、先端の厚みは1.5mmほど。他のコインドライバーも似たりよったりの仕様なので、どれを購入しても問題ないでしょう。
蓋をあけてみる
コインドライバーは、「心拍センサー」や「スピード&ケイデンスセンサー」のボタン電池を交換するときに活躍します。
普段はこんな風に10円玉や500円玉を使っていると思います。
ただ、硬貨って意外と力が入れにくかったりしませんか?滑ったりしてネジ山を傷つけてしまうこともありますよね。
この心拍センサーは、今まで硬貨であけていたのでネジ山が傷だらけになってしまいました(泣)ネジ山を壊す恐れもあるので硬貨であける場合は注意が必要です。
蓋のネジ幅は1.7mmほど。
色々計測してみましたが、1.6mm~2.0mmくらいのものが多いようです。
コインドライバーの先端厚は1.5mmなのでピッタリ合います。ガタツキがないから力強くトルクをかけられます。
コインドライバーの先端はR形状なので、どんなネジ山にも合います。
これはネジ幅2.0mmのケイデンスセンサー。少しガタはありましたが、なんなくあけられました。
蓋に傷をつけることなくあけることができました。
最初からコインドライバーを使っていれば、ネジ山に傷がつくことはなかったですね。
まとめ
コインドライバーがあれば、硬貨を使っての作業より効率的に作業することができます。
電池交換のたびに財布から10円玉や500円玉を探すのは結構面倒なものです。しかも必要なときに限って財布の中に入って無かったりするので、やっぱりコインドライバーを1本持っておくと便利です。
ボタン電池を良く交換する人は購入を検討してみてください。おすすめです。