自転車チェーンとスプロケットの掃除方法を紹介します。
今回はシンプルに「パーツクリーナーを吹くだけ」の方法です。
ペットボトルを使用した洗浄方法はこちら↓
準備するもの
今回の掃除に必要な道具です。
チェーン外し工具
チェーンの脱着が容易なミッシングリンクに交換しています。
スプロケット外し工具
スプロケットの取り付け・取り外しに必須な工具です。
チェーンを取り外す
チェーンフィキサーを引っ掛けてミッシングリンクをリムーバーで外します。
これは「PPディスポビーカー」という塗料の小分け・調合に使用するものです。
ホームセンターで見つけて洗浄用の容器として使用しています。
容量1Lのものを購入しました。
このように容器を置いてクランクを回すとチェーンが勝手に入っていきます。
残りのチェーンがスプロケット辺りまで来たら、チェーンステーに当たらないように指でつまみながら容器へ運びます。
スプロケットを外す
スプロケット脱着工具でサクッと取り外します。
パーツクリーナーを吹く
スプロケットもチェーンと同じ容器に入れます。
一緒にスプレーすればパーツクリーナーの節約になります。
チェーンは画像のように縦向きしておくと隙間の汚れが落としやすいです。
パーツクリーナーには速乾と遅乾がありますが速乾性を使用してください。
ホームセンターで大容量の一番安いものを買えば十分です。
液体が溜まってきたら容器をゆすったりすると汚れに効果的です。
汚れた廃液を紙コップに移します。
さらに様々な角度からパーツクリーナーを吹き付けます。
そして、廃液を紙コップに移す作業を繰り返してください。
この容器は柔らかくてグニグニ動くので中のパーツを動かしやすいのもメリット。
きれいになったらトレーに移す
100均のステンレストレーにペーパウェスを敷きます。
そこにチェーンとスプロケットを移します。
残った汚れをペーパーウエスで拭き取ります。
私はスコットのウエスがお気に入り。
ペーパーが厚いと拭きにくく薄いとすぐに破れます。
スコットのウエスは丁度いい厚みなんです。
キレイにしたと思ってもこの通り結構汚れが出てきます。
どうせ汚れるのでほどほどに綺麗にすれば十分。
もっと汚れを落としたい場合
350～500mlペットボトルにチェーンを入れます。
パーツクリーナーや専用洗剤を入れてシャカシャカ振れば汚れがよく落ちます。
取り出す時はボトル側面をハサミやカッターでカットします。
ペットボトル洗浄のやり方はこちら↓
廃液の処分方法
汚れたウェスは捨てずに取っておきます。
パーツクリーナーの廃液に浸して捨てるためです。
新聞紙やティッシュでも代用できます。
しっかり廃液を吸い取ったらビニール袋に入れて可燃ごみで捨てます。
掃除完了
キレイになると気持ちがいいですね。
すぐに汚れますけど(笑)
最後に手洗い
これはエーゼット 洗いま専科と爪ブラシです。
手についた黒いチェーン汚れがきれいに落とせるのでおすすめです。
手を汚したくない場合はこのグローブがオススメ↓
まとめ
私のチェーン掃除の頻度は2ヶ月に1回くらいです。
普段はサイクリング後にチェーン側面の汚れをウエスで拭き取るだけ。
ドライタイプのチェーンルブを使用しているためかそれで十分なんです。
チェーン用のブラシや洗浄器もありますが汚液が散乱してイラッとします。
私にはミッシングリンクを外してパーツクリーナーをスプレーするこの方法があってます。
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