サビに強い!おすすめの自転車用チェーンルブ6選

自転車の話

自転車用チェーンルブの防錆ランキング

みなさんは、どんなチェーンルブを使っていますか?

できることなら、より性能の良いチェーンルブを選びたいですよね。

そこで、今回はチェーンルブの効果を測る上で、ひとつの指標となるであろう、防錆性能のテストを行いました。

その結果から、特に防錆効果が高くおすすめできるチェーンルブ6選をご紹介します。

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用意したチェーンルブ

チェーンルブ 16種類の防錆テスト

手元にあった16種類のチェーンルブで、防錆テストを行いました。

No.商品名タイプ
1ダイソー 潤滑防錆スプレーウェット
2KURE 5-56ウェット
3KURE チェーンルブ ドライドライ
4KURE チェーンルブ セミウェットセミウェット
5AZ CKM-001 超極圧・水置換スプレーウェット
6AZ チェーンルブ セミウェットセミウェット
7AZ BlcS-001 マルチパーパスSPウェット
8AZ チェーンルブ クリーンドライドライ
9FINISH LINE セラミック ウェットチェーンルブウェット
10FINISH LINE ドライ バイク ルブリカントドライ
11シュアラスター チェーンルブセミドライ
12WAKO’S ラスペネウェット
13エバーズ 長期防錆剤ウェット
14GORIX チェーンルブ ドライドライ
15スクワート チェーンルブワックス
16Muc-Off C3 セラミック チェーンルブドライ

防錆テストの方法

16種類の自転車用チェーンルブを塗ったカッターの刃

テスト方法は簡単です。

パーツクリーナーで脱脂したカッターの刃に、各チェーンルブを塗布し、24時間放置。

そこに海水と同じ「3%の食塩水」を毎日吹き付け、サビの発生状況を観察します。

結果発表(2ヶ月後)

食塩水を2ヶ月間あびせ続けた結果がこちら↓

防錆テストでサビにくかった自転車用チェーンルブ

2ヶ月間サビることなく耐えきった刃は、この6本だけ。

  1. KURE チェーンルブドライ
  2. AZ CKM-001 超極圧・水置換
  3. AZ チェーンルブ セミウェット
  4. シュアラスター チェーンルブ
  5. エバーズ 長期防錆剤
  6. スクワート チェーンルブ

とくに、3番の『AZ セミウェット』と5番の『エバーズ』が強かったです。

刃の端っこが少しサビているものもありますが、9割方は無事なのでセーフとします。

防錆力の高い自転車用チェーンルブ6種

そして、こちらがその6つの製品です。

防錆力が高いということは、それだけ成分が金属に残り、耐久性があるということ。

潤滑性能なども長期間維持できるのではないかと考えられます。

チェーンルブ選びに迷っているなら、とりえず、この6つの製品の中から選べば、後悔することはほぼありません。

防錆効果に優れたチェーンルブ6選

それでは、それぞれの商品の特徴やメリットを詳しく見ていきましょう。

① KURE チェーンルブドライ

最強のドライ系チェーンルブです。ドライタイプでありながら、ウェットタイプを凌ぐ耐久性を持っています。とくにチェーンを真っ黒に汚したくない人におすすめです。

② AZ CKM-001 超極圧・水置換スプレー

自転車用途だけでなく、あらゆる場面で使えるオールマイティなチェーンルブです。水置換効果により、金属表面に付着した水を除去し、サビの発生を防ぎます。雨の日に乗った後や、洗車後のメンテナンスに効果的です。

③ AZ チェーンルブ セミウェット

防錆テストでエバーズに次ぐ成績をおさめたチェーンルブです。エバーズよりも容量が多いため、コスパ的にはこちらの方が優れています。超耐久のチェーンルブなので、塗布の手間を省きたい方や、メンテナンスを忘れがちな方に最適です。

④ シュアラスター チェーンルブ セミドライ

洗車用品などで有名な「シュアラスター」が手がけた自転車用チェーンルブです。プロチームと共同開発し、レース用途にも耐えられるように作られているので、特にロードバイクの潤滑・防錆におすすめです。

⑤ エバーズ 長期防錆剤

今回試したチェーンルブの中で、トップクラスの防錆力を誇ります。チェーン以外にもサビさせたくないパーツがある場合は、これを塗っておけば安心です。

⑥ スクワート チェーンルブ

この商品はワックスタイプのチェーンルブです。ドライタイプと同様に汚れが付きにくい特性があります。また、ろうそくのロウのように表面にまとわりつくため、耐久性が高く、長距離走行にも適しています。

残りのチェーンルブの総評

残りのチェーンルブを1位から10位まで順位付けすると、以下のようになります。

防錆力の弱いチェーンルブ

ラスペネの防錆効果は、1ヶ月半ほど持続したので、おすすめに入れても良かったのですが、先に紹介した6つの製品にはあと一歩及びませんでした。

KUREのセミウェットタイプには期待していたのですが、意外にも数日でサビが発生してしまい残念な結果に。

それから、ドライタイプの製品は全体的に弱い傾向にありますね。

ダイソーとKURE 5-56は同じくらいの防錆性能です。両方とも安い割には強力で、1ヶ月ちょっと持ちました。

正直、ダイソーや5-56以下のチェーンルブは個人的におすすめしません。100均よりも劣るなら、あまり買う意味がないですからね。

なお、今回の防錆テストの結果は、わたしの個人的な意見にすぎません。あくまでも参考程度に留めてください。チェーンルブの性能は防錆力の他に「潤滑力、洗浄力、耐荷重、水置換、浸透力、拡散力」などがあり、それぞれ使用用途が異なります。ご自身の使用環境や好みにも影響されるため、適材適所で使い分けることが大切です。

わたしのおすすめチェーンルブ

最後にわたしだったらどのチェーンルブを使うかお答えします。

普段使いなら、容量が多くて高耐久な『AZ セミウェット』を選びます。

ここぞというときは、『シュアラスター』を使いたいですね。

ドライ系なら、『KURE』一択です。

メンテナンス用途に使うなら、『AZ CKM-001』か『WAKO’S ラスペネ』を選びます。

サビやすい場所やサビさせたくない場所には、『エバーズ』を使います。

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週末サイクリング部
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