ロードバイクにガチで乗っている人のホイール選びではなく、
「サイクリング向きなホイール」について考えてみました。
週末サイクリストに高級なホイールは必要か?
例えば、重いホイールから1500g前後の軽いホイールに交換したとします。
1・2回目に乗るまでは「すげぇホイールだ!」って感じるでしょう。
しかし、3回目のサイクリングには 「あれ、こんなんだったっけ?」とホイールに重さを感じるようになってしまいます。
それだけ人間の筋力は落ちやすく、慣れてしまうんです。
私のような週末サイクリストは筋力もすぐ落ちるので高価なホイールは勿体無いとうい結論に至りました。
そこで、軽くてそこそこ走るコスパのいいホイールをご紹介します。
まずは、比較対象としてシマノの定番ホイール『WH-R501』の評価から紹介します。
シマノ WH-R501とは
スペック
製品名 | WH-R501 | WH-R501-30 |
---|---|---|
リム材質 | アルミニウム | アルミニウム |
リム高 | 24mm | 30mm |
スポーク数 | 前20 後24 | 前20 後24 |
リム幅 | 20.8mm | 20.8mm |
平均重量(QR抜き) | フロント:822g リア:1078g 合計:1900g |
フロント:875g リア:1126g 合計:2001g |
対応タイヤ | クリンチャー 推奨タイヤ700C 19-28C |
クリンチャー 推奨タイヤ700C 19-28C |
対応スプロケット | 8/9/10スピード | 8/9/10スピード |
参考価格 | ¥9,780 | 販売終了 |
コストパフォーマンスに優れたエントリーモデル。
シマノホイールの技術と信頼性を気軽に体感できます。
クリンチャータイヤ対応のホイールとして好評だったWH-R500、
その後継ホイールとなるのがこのWH-R501です。
コストパフォーマンスがいいので、過酷な練習用などにもおすすめです。
WH-R501の評価
サイクリング程度なら『WH-R501』で十分かというとそうでもない。
WH-R501の重量は1900gです。
これだと軽い傾斜の坂道でも重さを感じると思います。
一般道もまっ平らではないですから、ホイールが重いと疲労が貯まっていくのでWH-R501では”軽快”にサイクリングできるとは言い難いと思います。
しかしながら、WH-R501は平地を時速25km前後で走るなら高級なホイールと変わらないです.
なによりラフに扱えます。
坂道や漕ぎ出しに少し重さを感じるだけですので『WH-R501のコスパ最強』といっていいと思います。
坂道が少し気になるくらいですから、通勤通学、街乗り、もちろん長距離サイクリングもWH-R501で基本問題はないです。
軽快にサイクリングできるホイール重量は?
では、本題です。
軽快にサイクリングが楽しめるホイール重量は『1650~1750g前後』と個人的に思います。
ヒルクライムでは重い部類ですが、あくまで一般道でのサイクリングの話です。
ホイール重量が前後で1750gまでなら坂道や信号待ちからの漕ぎ出しもストレスは感じないはずです。
そして、このグレードで一押しのホイールはシマノ WH-RS500です。
このホイールでも満足できない方は、同グレードでどんなホイールに交換しても無駄に終わると思います。
WH-RS500とは
スペック
製品名 | WH-RS500 |
---|---|
リムタイプ | チューブレス対応/クリンチャー |
リム高 | 24mm |
スポーク数 | 前16、後20 |
リム幅 | 20.8mm |
重量(QR抜き) | 前705g 後944g 合計1649g |
対応スプロケット | 8/9/10/11スピード |
コスパの高い軽量ロードバイクホイールです。
チューブレス化も可能なので、チューブレスタイヤを使ってみたい方にもおすすめ。
ワイドフランジとオフセットリムにより、剛性とパワー伝達能力も向上。
WH-RS500を買えば間違いない
今まで様々なホイールを使用してきました。
私が実際に肌で感じた経験から、この重量帯のホイールなら『WH-RS500』一択です。
デフォルトのホイールから交換すると、まず漕ぎ出しが軽いことに感動するでしょう。
そのままスピードを上げて平地を走る分には違いはそんなに感じないと思います。
しかし、登りや走り出しで笑ってしまうくらいの違いが出ます。
WH-RS500は品質・乗り心地・重量・価格を総合してみても3万円台でこの乗り味が手に入るならコスパ的に申し分ないでしょう。