451サイズのタイヤは、乗り心地とスピードのバランスがとれた28Cをおすすめします!
タイヤ幅は乗り心地や走り心地を大きく左右するポイントの1つ。
用途や経験に合わせて適切なものを選びたいものです。
現在、私は『KENDA クリテリウム』というタイヤをDAHON Visc EVOに履かせています。
これが意外に良いタイヤなんですよ!
KENDA クリテリウムとは
スペック
製品名 | KRITERIUM [クリテリウム] |
---|---|
タイヤサイズ | 20 x 1 (ETRTO:23-451) 20 x 1-1/8 (ETRTO:28-451) |
推奨空気圧 | 110 psi ( 7.6 Bar ) / 23-451 100 psi ( 7.0 Bar ) / 28-451 |
タイヤ仕様 | クリンチャータイヤ、ワイヤービード |
タイヤパターン | セミスリックタイヤ |
重量 | 約255g (28-451) |
20インチ451サイズのセミスリックタイヤです。
タイヤ幅は23Cと28Cの2種類。
他の28Cタイヤと比較
メーカー | 商品名 | 重量 | 価格(1本あたり) |
---|---|---|---|
KENDA | クリテリウム | 255g | ¥2,214 |
SCHWALBE | デュラノ | 255g | ¥2,664 |
TIOGA | ファストR X Sスペック | 235g | ¥2,664 |
Panaracer | ミニッツ タフ | 260g | ¥4,087 |
Panaracer | ミニッツ ライト | 190g | ¥4,722 |
28Cタイヤの中だと『SCHWALBE デュラノ』が人気ですね。
しかし、デュラノはタイヤ幅が細い。
28Cですが実測で25~26mm程しかない。
太めのタイヤを求めている人にはあまり向きません。
重量は250g前後が多く、軽量なものだと『Panaracer ミニッツライト』の190gがあります。
実測重量
2本計測して256gと254g。
28Cタイヤの中では普通の重さですね。
タイヤ幅を計測
推奨空気圧7barを入れた状態のタイヤ幅は28.1mm。
メーカーのタイヤ幅表記はあてにならないことが多いですが、クリテリウムは正確です。
ワイヤービード
ワイヤービードなので丸い形を保っています。
ケブラービードのように折り畳むことはできません。
ホイールへの装着は素手で大丈夫、非常にはめやすいです。
タイヤパターン
セミスリックタイヤなのでサイドに溝が切られています。
タイヤ表面のコンパウンド(ゴム)は、厚めで弾力があります。
小石がタイヤに食い込むことはほとんどありません。
推奨空気圧
推奨空気圧は100PSI (7.0BAR 700KPA)です。
クリテリウムは7気圧で乗るのが一番快適。
少なくても入れすぎても駄目ですよ。
その他特徴
タイヤ側面に「Direction→」という印があります。
ホイールの回転方向に矢印を合わせて装着しましょう。
ロゴが目立ちますね。
とくにKENDA。
個人的には悪くないと思います。
使用してみた感想
クリテリウムはMAX7気圧のためかアスファルトなどの舗装路で軽快に走れます。
- 漕ぎ出しが軽く、スピードに乗るまでがスムーズ
- 荒れた道路での振動・ロードノイズが少ない
- 道路のひび割れや石畳での突き上げ感が少ない
- 長距離を走っても疲れにくい
クリテリウムは推奨空気圧の7気圧で乗るのが一番快適だということを覚えておいてください。
乗り心地がいい
小径車は振動に悩まされることが多い。
タイヤの振動吸収性は高いほど良いですよね。
クリテリウムなら荒れた路面やレンガの石畳を走っても振動がいなされ快適。
例えるなら、段差の「ドッドッ」という突き上げが「ドムドム」に変わる感じ。
またタイヤ幅が28mmもあると側溝を気にせず、走り抜けられる安心感が生まれます。
2000km使用した状態
これは約1年で2000km使用したクリテリウムです。
画像ではわかりにくいですが、接地面が台形になっています。
あと数百キロは走れそうでしたが、2000kmを目安に交換したほうが無難でしょう。
値段を考えると非常にコストパフォーマンスに優れたタイヤです。