キャリパーブレーキのシューをBBBの『BBS-28HP』に交換しました。
リムへの攻撃性が低く、雨の日でもよく止まると評判のブレーキシューです。
BBB BBS-28HPとは
BBBの『BBS-28HP』は、ロード用キャリパーブレーキ向けのブレーキシューです。価格はAmazonで1,860円ほど。
ブレーキのタッチが柔らかく、リムへの攻撃性が低いという特徴があるので、リムに優しいブレーキシューを探している方にとくにおすすめできる商品です。
自転車1台分(2ペア)セット
4個入りなので、前後のブレーキを交換することができます。
固定ネジが4本付属。「プラスネジ」でなく、なめにくい「六角ネジ」なのもポイントが高いです。
シマノと互換性あり
『R55C4』などのシマノ製シューと互換性があるので、対応カートリッジにぴったり収まります。
柔らかいタッチのシュー
ブレーキングの特徴としては、柔らかく、押し付けて止める感じが強いです。例えるなら、グゥ~、グッ!って感じの感触になります。
交換してすぐはその感覚に違和感があると思いますが、慣れてくるとシューの柔らかさがダイレクトに伝わってきてコントロールしやすくなります。
急勾配の長い下りでもブレーキをロックさせないようにコントロールできるため、安心して下ることができます。
また、このシューの凄いところは雨天でもしっかり止まれることでしょう。シューの溝のおかげかシューーー、キュッ!としっかり止まることができます。
リムへの攻撃性が低い
シマノのシューは、ガチガチに硬くてアルミ片が刺さりやすかったのですが、このシューは長期間使ってもアルミ片が刺さることはありませんでした。
その証拠に取り外した古いシューの4つともアルミ片が一切刺さっていません。
リム面へのダメージが少ないので、ホイールの寿命を伸ばすことも期待できます。
新旧比較
今まで使っていた旧モデルの『BBS-26HP』と比較します。
新モデルは、シューの溝切りパターンが多くなり、制動力も旧モデルよりもUPした気がします。
晴天時は、ブレーキダストや砂などの異物を効率的に排出し、雨天時は、排水効果で高い制動力をキープします。
わたしは、晴天の週末のみしかサイクリングをしませんが、2年以上は持ったので耐久性は十分かと思います。素材も硬化せず、柔らかいままでした。
ブレーキシューの交換方法
まず、キャリパーブレーキのレバーを解除し、アームを開きます。
カートリッジの固定ネジを「2.5mmのアーレンキー」で緩めます。
古いシューをスライドさせて取り出します。
新しいシューを矢印の方向に合わせてカートリッジに差し込みます。
シューには左右があるのでよく確認してください。
固定ネジを締めます。
レバーをロックして、アームを閉じたら交換完了です。
シューの交換だけなら、角度調整をやらずに済むから簡単です。
まとめ
- 柔らかいタッチのシュー
- リムへの攻撃性が少ない
- 前後2ペアセット
- 砂や雨を効率よく排出
- 雨でもよく止まる
- メンテナンスが楽
値段も高くないので、シマノのシューから変えてみたいという人は、一度試してみてる価値ありです。
アルミ片が刺さりにくいので、千枚通しで掃除する手間も省けます。