サイコンのマグネットは、ホイールのバランスを考えて「バルブ付近」に取り付けるといいようです。
今回はその理由を詳しく紹介していきます。
スピードセンサー用マグネット
キャットアイのスピードセンサー用マグネット。
エアロスポーク対応で、工具を使わずに取り付けることができます。
マグネットのベストな位置
サイコンのマグネットは「バルブの近く」に取り付けます。
具体的にはバルブの両脇にあるスポークのどちらかに取り付けます。
空気を入れるとき邪魔にならない位置がいいでしょう。
なぜバルブ付近なのか?
バルブ穴の反対側をよく見ると「つなぎ目」があると思います。
ここは金属が二重になっていたり、溶接してあるので他よりわずかに重くなっています。
このつなぎ目だけ重いので、ホイールを軽く回すと、回転が終わったときつなぎ目が下にきます。
試しにホイールを回してみましょう。
軽いバルブ側が上に、重い接合部が下にきていますね。
一見するとチューブのバルブで重量が相殺されそうですが、それでもつなぎ目のほうがまだ重いです。
このバランスをとるため、バルブ付近にマグネットを取り付けるわけですね。
しかし、これでホイールバランスが完璧にとれたとはいえませんし、ホイールによって例外があります。
また、バルブ付近ではなく、単純にホイールを回したとき一番上に来るスポーク(一番軽いところ)に付けたほうがいいという意見もあります。
まとめ
サイコン用マグネットのベストな位置はバルブ付近になります。
その理由はホイールのバランスをとるためです。
しかし、サイコンの説明書を見てもマグネットの位置は特に指定されていません。
果たして効果はあるのか?といわれれば疑問ですが・・・
とりあえずバルブの近くに付けとけば玄人っぽく見えるんじゃないですかね?(笑)