自転車の整備をしたあとは手が真っ黒になりますよね?
とくに爪の隙間に入った汚れはなかなか落ちなくて、整備することが憂鬱になります。
こんなときに便利なのが『ニトリルゴム製の手袋』です。
極薄なので素手の感覚を残しつつ作業できて使いやすい。
自転車整備にピッタリな手袋なんです。
ニトリルゴム製 手袋とは
やわらかく手にぴったりフィットするので作業がしやすく、使い捨てだから衛生的。
ホームセンターの手袋売り場に置いてあるので探してみてください。
ニトリルゴムとは?
天然ゴムやビニール製に比べ、機械油や食肉油脂分などの耐油性・耐薬品性に優れています。また、比較的熱に強く、耐引き裂き性・耐突き刺し性・耐摩耗性に優れています。
ニトリル手袋の種類は多く、品質もピンきりです。
中には破れやすい手袋もあるので、少し値段が高めのものを買うのがポイントです。
「粉あり」と「粉なし」
ニトリル製の手袋には、「粉あり」と「粉なし」があります。
粉があるとスルッと装着しやすくなります。
しかし、私のおすすめは「粉なし」です。
なぜなら、手が荒れたり、痒くなることがあるからです。
それに装着は粉なしでも特に苦労しません、かえって手に粉が残らず快適です。
サイズについて
私の手のひら周りが「約195mm」。
メーカーの目安通り「190mm」サイズを選んだら丁度良かったです。
よりピッタリを求めるなら、一つ下のサイズでしょう。
しかし、ワンサイズ小さくすると、今度はつけ難くなりますし手先も動かしにくくなるのでそこは、よく考えたほうがよさそうです。
メーカーによりサイズに違いがあると思うので一概には言えませんが、とりあえずメーカーの指示通りで大丈夫かと思います。
自転車チェーンを外してみる
素手で外せば指先が真っ黒になります
このまま作業を続けると・・・
気がついたときには手のひら全体に汚れが広がっていることがよくありますよね?
手についた油汚れを落とすときは↓こちらの記事が参考になるかと思います。
ニトリル製 手袋で作業する
ニトリル製の手袋を装着すれば、汚れを気にせずガシガシ作業できます!
チェーンを外しただけで、こんなに汚れてしまいました。
少し自転車をいじるだけでも使い捨てができるので便利です。
スプロケットの掃除も楽ちん
続けて、スプロケットも取り外しました。
スプロケットの歯についた汚れも難なく拭き取れます。
極薄手袋だから細かいところの作業にも適しています。
作業が終わったら使い捨てる
チェーンとスプロケットの掃除が終わった手袋がこちら。
真っ黒に汚れてしまったので使い捨てます。
脱ぐときは裏返りとか気にせず、ベロンとめくります。
当たり前ですが、手のひらは綺麗なまま。
手汗をかいてしまうことが欠点かな。
手袋は使い捨てなので、このままゴミ箱へポイします。
まとめ
どんなに油だらけの作業をしても爪の間が黒くならず、手袋を外せば清潔そのもの。
細かい部品も扱い易いので重宝しています。
- 油汚れ・薬品に強い
- 引き裂き強度に優れてる
- 手にぴったりフィット
- 薄いので細かい作業もこなせる
- 使い捨てで衛生
- 個人的に粉なしがオススメ
汚したくない時にささっと使い捨てができるから便利です。
常備しておくことをオススメします!