
リムテープには以下の2種類があります。
- 輪っかをはめる「ループタイプ」
- テープを貼り付ける「粘着タイプ」
今回は「粘着タイプ」のリムテープに交換する方法を紹介していきます。
皆さんが思っているよりも簡単です!
今回使用したアイテム

使用するリムテープの幅は、ホイールによって異なります。
テープ幅の選び方は『リムテープ幅の決め方』にて詳しく紹介しています。
粘着タイプのリムテープ

今回使用するリムテープは『SCHWALBE ハイプレッシャー クロス 25m巻』です。
とても丈夫なテープなので、1周巻くだけで十分な強度が得られます。

テープ幅は「15mm」と「18mm」の2種類。

わたしは「18mm」を購入したのですが、実測値は「17mm」しかなかったのでご注意を。
古いリムテープを外す
「粘着タイプ」の場合は、そのまま剥がすだけでOK。「ループタイプ」なら、以下のように取り外してください。

「バルブ穴」のところから「キリ」を通し、リムテープを持ち上げます。

あとは、そのままテープをめくれば、切らずに取り外すことができます。
関連記事:【初心者向け】リムテープの交換方法&ずれたテープの直し方
リムの内側を掃除する
「パーツクリーナー」と「布」を用意して、リムの内側を掃除します。

リムに直接スプレーせず、布に吹いてから拭くようにしてください。

古いリムテープにより付着した接着剤をすべて取り除きます。
表面にゴミや汚れがないことを確認。きれいにしたら完全に乾燥させてください。
新しいリムテープを貼る

新しいリムテープの端は、粘着力が弱くなっていることがあるので、はじめに先端を少しだけ切っておきます。
巻き始める位置

「バルブ穴」から少なくとも1つ目のスポーク穴を過ぎたあたりから巻き始めます。
貼り付けイメージ
イメージとしてはこんな感じ↓

「バルブ穴」を少し過ぎたあたりから巻き始め、一周したら「バルブ穴」を通過して、テープが重なるように貼り付けます。
目安としては、バルブ穴を中心に15cmほど重なるようにカットしてください。
貼り方のポイント

片手でしっかり抑えながら、もう片方の手でテープをピンと引っ張ります。

真ん中からずれないように、慎重に少しずつ貼っていきます。
このときテープを引っ張る力は均等に!

テープの接着面に指が触れないように、台紙を少しずつ剥がします。

曲がったり、気泡が入ってしまったら、誤ったところのテープを剥がしてやり直します。
2~3回剥がした程度なら粘着力が弱まることはありません。
巻き終わりの位置

テープの終わりに到達したら、「バルブ穴」を少し過ぎたあたりでカットします。

「はさみ」使ってカット。
最終確認

最後に「布」をテープ全体に走らせ、正しく貼られているか、気泡がないことを確認してください。
バルブ穴をあける
チューブのバルブを通すための穴をあけます。
目印をつける

「バルブ穴」を見つけたら「キリ」を刺してテープに小さな穴をあけます。

このような「目印」がつけばOK。
ガスコンロを使うと簡単!

ホイールを台所に持っていき、ガスコンロの火で「プラスドライバー」の先端を加熱します。

10秒ほど加熱したら、すぐに「バルブ穴」に挿してグリグリしてください。
きれいな穴があく

簡単に「きれいな穴」があけられました!
以上で作業は完了です。おつかれさまでした。
おわりに
「粘着タイプ」のリムテープは、難しそうなイメージがあり、今まで手が出せないでいました。
しかし、実際にやってみたところ「ループタイプ」よりも簡単でビックリ。個人的にはこちらのほうが貼りやすかったです。
皆さんも今回紹介した手順を参考にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

![SCHWALBE(シュワルベ) ハイプレッシャー クロス リムテープ High Pressure Cloth Rim Tape 25m巻 (25m×18mm) [並行輸入品]](https://m.media-amazon.com/images/I/51BB-eWJ10L._SL160_.jpg)

