リムの汚れが気になったのでラバー砥石を買って磨いてみました。
あまり期待してなかったんですけど、リムについた黒ずみがすっかり綺麗になってビックリ。これはすごいな~。
ホーザンのラバー砥石とホルダー
ホーザンのラバー砥石と砥石を固定するためのホルダーを一緒に購入しました。
ラバー砥石のサイズは約50×25×20mm、専用ホルダーは竹製です。
ラバー砥石を使用する目的
- 黒ずんだリムの汚れとり
- ブレーキの制動を一定にする
- バリ取り
- サビ落とし
- 細かいキズの修復
メンテナンスの間隔は半年から1年が目安になります。
粒度は120番のK-141がおすすめ
ホーザンのラバー砥石には「#60、#120、#320」の3種類の粒度があり、数字が小さくなるほど荒くなります。
60番は荒すぎるので今回はパス。だたし、外に置いているママチャリなど、リムに付いた頑固な汚れやサビ、バリ取りが目的なら60番でもいいかなと思います。
320番はAmazonレビューによるとほとんど削れず「仕上げ用」とのことだったので、人気の120番にしました。
結論から言うと、リムのブレーキ痕などの黒ずみは120番で十分に綺麗になりました。リムへのダメージも見られないので120番のK-141を買っておけば間違いないと思います。
専用ホルダーはあった方がいい
素手でラバー砥石を持って作業すると指が汚れますし、独特の匂いが移ってしまいます。
また、専用ホルダーを使ったときに比べて、素手だと砥石の面をリムに当てにくいと感じました。
ホルダーは竹製だから手に馴染みやすく、砥石が保持しやすくなるから作業の軽減に繋がるので、できれば専用ホルダーを使うことをおすすめします。
ホルダーの使い方
ラバー砥石をホルダーのくぼみにはめ込みます。
砥石のフィルムは必要ないので剥がしてしまいましょう。
ラバー砥石がぐらつかないことを確認したら、固定ツマミをラバー砥石側にずらしていき、締め付けの強さを調節すればセット完了です。
さすがに専用品だけあって角がピッタリ合あいますね。砥石をガッチリ固定することができました。
リムの磨き方
用意するもの
水を入れた洗面器またはバケツ等とボロ布を用意してください。
リムを濡らす
水を染み込ませた布でリムを濡らします。ビチャビチャに濡らしたほうが砥石が滑りやすくなります。
ラバー砥石も濡らす
ついでにラバー砥石にも水を含ませます。
作業中に砥石が汚れたときは、水につけて削りカスを落とすと良いでしょう。こんなときも「専用ホルダー」があると便利だなと感じました。
ラバー砥石でリムを磨く
あとはラバー砥石でリム面を研磨します。
タイヤは付いたままでも大丈夫ですが、やはり外したほうが磨きやすい。
軽い力で滑らせるように研磨してください。
削りカスを拭き取る
削りカスを濡れた布で抜き取ります。
研磨後のリム
スゴイ!めちゃくちゃ綺麗になりました!
リムの細かい溝の汚れまで綺麗に取れていますね~。
前後のホイール、左右で4回、30分ほどの作業でした。
使用後のラバー砥石
ちなみに、使用したラバー砥石は消しゴムのように削れていきます。砥石とあったので、てっきり硬い石をイメージしてたんですが、砂消しゴムに近い感触です。
1度使ったくらいではほとんど減らないので数十回は使えると思います。
ビフォー・アフター
薄汚れたリムが新品のようになりました!
リムにダメージは見当たりません、削れすぎたということもなく、汚れだけが綺麗に落とせました。
このラバー砥石を例えるなら、適度な弾力を持った硬い消しゴムみたいな感じですかね。
まとめ
- 粒度は120番のK-141がおすすめ
- ホルダーはあった方がいい
- リムは水で濡らしてから磨く
- 研磨後のリムは新品のようになる
今までリムの掃除は面倒でしてきませんでしたが、はやり道具が揃っているとやる気になりますね。
ピカピカは気持ちいいのでこれからも定期的に磨いていきたいと思います。