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えっ!弁護士特約のない自転車保険に入ってるの?それ事故のとき苦労するよ

au損保 Bycle ゴールド 更新のハガキ

自転車保険を更新しました。

私が加入している自転車保険は『au損保 bycle ゴールド』です。

弁護士特約がついて1年間の保険料は11,940円です。

この金額をみて高いと思った方も多いでしょう。

少しでも保険料を抑えたいと思うのが普通ですからね。

しかし、高額なパーツやホイールにはお金が出せるのに、保険を割愛してしまっては本末転倒です。

優先すべきは自転車より、自分の体と人生です。

被害者になったときはもちろん、加害者になったとき必ず後悔します。

そして、自転車とクルマの事故では弁護士特約を使えるケースが多いので付けないのはもったいない。

今回はその「弁護士特約」と「保険会社の雑な対応」についてお話します。

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弁護士特約が使えるケース

男性弁護士と弁護士事務所のイラスト

自分の過失がゼロでないと弁護士特約を利用できないと思っている方も多いと思いますが、それは誤解です。

自分に過失があっても、相手に賠償金を請求できる限り、基本的に弁護士特約を利用することができます。

自転車とクルマの事故の場合、こちらが交通ルールを守っていれば過失割合は1~3割くらいで済むことが多く、有利に交渉できることがほとんど。

これであれば問題なく弁護士特約を利用できます。

目安として5割程度なら利用可能らしいです。

自転車とクルマの事故で自転車の過失が5割以上になることは、交通違反をしないかぎりありえません。

具体例を挙げると、信号無視でこちらの過失8割、一時停止無視で4割だそうです。

一時停止を無視した自転車より、クルマのほうが悪いのは驚きです。

これクルマの方は納得しないでしょ、揉めそうですね~。

こんな事にならないためにも普段から交通ルールを守るようにしましょう。

過失ゼロだと示談代行できない

横断歩道で自転車が車に衝突されるイラスト

自転車とクルマの事故では、クルマ側から「こっちの過失10割でいいよ」と言ってくれたり、クルマの交通違反によりこちらの過失がゼロになるケースも多いと思います。

私の場合も基本過失1:9の事故でしたが、相手が誠心誠意対応するということで私の過失はゼロになりました。

クルマ側からしてみれば相手に怪我を負わせているので穏便に済ませたかったのでしょう。

で、自分の過失がゼロになったからといって浮かれていてはいけません。

過失ゼロの場合、保険会社は示談交渉を代行できないことが弁護士法で決まっています。

つまり、保険会社の示談代行は自分にも過失がないと使えないんです。

だから自分で相手の保険会社と交渉しなければなりません。

しかし、ここで弁護士特約があれば弁護士費用を支払わず示談交渉してもらえます。

しかも自分で交渉するより慰謝料が増える可能性が大いにあります。

保険会社は対応が雑

私は2018年の冬に青信号の横断歩道で右折車に衝突されました。

相手は太陽がまぶしくて私が見えなかったそうです。

過失割合は相手の過失が10割。

私の過失はゼロなので、自分で相手の保険会社と交渉することになりました。

0:10の交渉だから楽勝だと思うじゃないですか?

いやいや、これがかなりストレスがたまりました・・・

  • 自転車で交通事故に遭いました。その1「右折車と衝突」
  • 自転車で交通事故に遭いました。その2「警察とのやり取り」
  • 自転車で交通事故に遭いました。その3「示談交渉」

保険会社との示談交渉のイラスト

保険会社って連絡してこないんですよ。

いや、してくるんでしょうけど遅かったり、放置するんです。

連絡する日にちを約束したのにかけてこない時もありました。

ちなみに私は恫喝や嫌味も言わず、紳士的に対応しています。

わざと放置してこちらから連絡するのを待っているようにも感じます。

また、本日送ったという書類が、1週間ほどかかっていて絶対その日に送ってないんですよね。

あと最初の電話では怪我とか心配してくれて親身に対応してくれたんですけど、賠償の話になったら対応が雑になって「ほんとに同じ人?」と疑いました(笑)

はじめは新品の自転車で賠償してもらう話でしたが、次の交渉ではすっとぼけているのか、本当に覚えてないのか、対応がテキトーなんです。

「相手の人が穏便に済ませたいって言ってるから、それでいいですよ」みたいな感じで急に見下した感じになったんですよね・・・

  • 賠償額を低く抑えようとする
  • 連絡が遅い
  • 約束を守らない
  • 書類の発送が遅い
  • 見下した話し方をする

とにかく保険会社との示談交渉はストレスしかありません。

0:10の案件でこれなんだから、過失を争ったり、怪我の賠償の話になったらほんとに大変ですよ。

まともに話すなら、ずうずうしいくらいの態度で望まいないと無理。

ま、こんな経験をしてきたので自転車保険は弁護士特約つきにしてるわけです。

まとめ

「保険会社とは自分で交渉しない、ストレスがたまるだけ、関わるだけ損!」

これだけ覚えておいて下さい。

あと自分の保険会社を味方だと思わないほうがいいです。

所詮同じ穴のムジナ、基本過失で決着をつけようとしたりあまり積極的ではありません。

そして、これらのストレスや面倒事を解決してくれるのが弁護士特約というわけです。

私が加入している自転車保険は『au損保の自転車保険「Bycle」のゴールドプランに加入した!』で詳しく紹介しています。

保険料は1年で11,940円しますが、高いとは思いません。

最初に述べたように自転車に乗るなら高額な自転車パーツより、まずは保険を優先して下さい。

一度事故にあえばその苦労がわかるんですけど、事故にあってからでは遅いので・・・

  • 自転車保険は弁護士特約つきを選ぶ
  • 高額なパーツより保険を優先
  • 弁護士特約は過失があっても使える
  • 過失0だと示談代行できない
  • 保険会社との交渉はストレス

ところで、事故のとき弁護士に依頼するのは勇気がいるし、面倒だったりします。

でも大丈夫、ネットで調べると「弁護士特約があるならまずは電話して」という弁護士事務所が多く、電話や相談も無料です。

また、保険会社に弁護士特約を使うのは難しいと言われても弁護士に相談するとそうでもないことがあるようです。

交通事故の案件にも慣れているので事故のときはこういったところに頼るのもいいでしょう。