自転車のパンク修理に適した「ヤスリの番手」は何番か?
いつも何番を使ったらいいのか迷っていたので実験してみました。
はじめに結論を言ってしまうと「#120」がおすすめです!
ヤスリの番手とは
番手とは「ヤスリ表面のザラザラした目の粗さをあらわす数字」です。
自転車のチューブ表面をヤスリで荒らして「修理パッチ」の食いつきをよくするために使用します。
ネットの意見を参考すると「粗目から中目」が適しているそうだ。
- 粗目:#40~#100
- 中目:#120~#300
- 細目:#320~#800
- 極細目:#1000~#2000
なので、今回は「#60、#80、#100、#120、#150、#180、#240」までの紙ヤスリを試してみることにしました。
#60、#80は荒すぎる
「#60」と「#80」はこのようになります↓
チューブに与えるダメージが大きいように感じます。
拡大すると線状の傷がいくつも入っているのがわかります。
次の番手である「#100」もまだまだ荒いかなといったところ。
#120がいい感じ
私の感覚では「#120」が手早く、均一に仕上げられると感じました。
ちなみに「#150」も似た感じで悪くありません。
「#180」や「#240」になってくると目が細かいためか、荒らす範囲がムラになりやすくてイマイチでした。
ヤスリの種類はどれがいい?
- 布ヤスリ:耐久性があるから金属にも使える
- 紙ヤスリ:もっともスタンダードなサンドペーパー
- 耐水ヤスリ:紙ヤスリの耐水バージョン、水研ぎができる
パンク修理に使うなら「紙ヤスリ」か「耐水ヤスリ」がおすすめです。
ただ「紙ヤスリ」は水に濡れたり、梅雨時など湿気の多いときはフニャフニャになるので注意が必要です。
「布ヤスリ」は厚みがあって使いにくく、価格も高いので必要ないと思います。
使い勝手とコスパを考えると「耐水ヤスリ」が一番いいのかもしれません。
まとめ
- 番手は「#120」がおすすめ
- 種類は「紙ヤスリ」か「耐水ヤスリ」
パンク修理に適したヤスリの番手は「#120」がいいのではないかと個人的に思います。
今回使った中で一番手早く、均一に仕上げることができました。
また「紙ヤスリ」よりは「耐水ヤスリ」のほうが湿気に強く長持ちするのでおすすめです。
ヤスリはホームセンターにバラで1枚ずつ売っています。海苔ほどの大きさ1枚で紙ヤスリが60円、耐水ヤスリは80円ほどで購入することができます。
試す機会があったら「#120」のヤスリを使ってみてください。