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自転車用サングラスの選択肢を増やすためコンタクトレンズにした話

自転車用にコンタクトレンズを購入した

もうけっこういい大人なんですが、生まれてはじめてコンタクトレンズを作ってきました。

なぜ今更作ったかというと、サイクリングで掛けるサングラスを自由に選びたいからです。コンタクトにすれば、サングラス側に度が入ってなくてもいいから、フレームの選択肢がかなり増えます。

というわけで、今回は眼科ではじめてコンタクトレンズを作ったときの流れを紹介します。すでにコンタクトをしている人は、当たり前のことでつまらない記事ですが、はじめてコンタクトレンズのご購入を検討されている方は参考になるんじゃないかなーと思います。

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自転車用にコンタクトレンズを購入

自転車用サングラス

私はサイクリングのとき常にサングラスを掛けているのですが、メガネを掛けている人がサングラスをするとき以下のことが問題になります。

  • 度入りサングラスは値段が高い
  • フレームの種類が限られる
  • 気軽にサングラスを変えられない

他にもコンビニなどのお店は、サングラス禁止ですから、度入りサングラスを外してお店に入らなければなりません。もちろん、商品がぼやけてよく見えないので困ります。

インナーフレームで度入りの自転車用サングラス

現在は、インナーフレームにレンズをはめ込むタイプのサングラスを使用しています。ただ、これ1本だけしか持っていないので、薄暗い曇りの日は対応できません。

このサングラスは晴天用で色が濃いから、曇りの日はサングラスを跳ね上げて使用しなければなりません。こんなとき、薄い色のサングラスがもう一本あれば便利なんですよ。

コンタクトレンズにすればそれが可能になるわけで、いつか作ろうと思ってらダラダラ時間だけが過ぎてしまった。で、今回、重い腰を上げて眼科へ行ったわけです。

眼科へ行く

ショッピングモール内にある眼科

私が行った眼科はショッピングモール内にあるアイクリニック。おもにメガネやコンタクトレンズの処方をメインにやっているところだと思います。

普通の街にある眼科だと、目に病気のあるお年寄りが多くて何時間も待ちますが、こういったところならすぐに見てもらえるというメリットがあります。

土曜日に行ったのですが、ほとんどの患者さんはコンタクトの処方だけみたいで診察はとてもスムーズでした。

目の診察とコンタクトのつけはずし練習、購入相談とかしましたが、2時間ですべて終わりました。待ち時間は感じず、はじめてのこともあってか、あっという間に終わった印象です。

コンタクトレンズを選ぶ

まず、眼科の受付で初診であることと、はじめてコンタクトレンズを作りたいことを伝えます。そしたら、保険証を渡して、問診票に必要事項を記入します。

エースコンタクトの受付カード

すると、「最初にコンタクトレンズを選んで来て」と言われ、同じショッピングモール内にあるエースコンタクトへ受付カードを持って行くように言われました。

なんでこんなシステムなの??よくわかりません…大人の事情があるのかな?

エースコンタクトでコンタクトレンズを選ぶ

エースコンタクトについたら、受付カードを渡して、ここでも問診票っぽいものに住所とかを記入します。

で、「週1回、自転車に乗るときだけ使いたい」と伝えると、1Dayタイプをすすめられました。その中でも私は乱視があるので“乱視用のコンタクトレンズ”にしなければなりません。

事前にネットで調べておいて評判の良かった「ワンデーアキュビュー モイスト 乱視用」にしたいと伝えたところ、これかなり人気らしくメーカーも欠品中らしい。かなり待つかもしれないと言われたが、すぐに必要ではないのでこれにしてもらった。

コンタクトの値段にびっくり

ネットで調べたとき、「1箱30枚入り3,000円ちょっとなら安いじゃん!」と思っていたら…片目だけの値段とのこと(汗)

当然、左右で視力は異なるから2箱必要。つまり、両眼で7,000円ちかくする。初回30%引きでこの値段。高いなぁ~と思いながら、週1回程度ならいいかと言い聞かせた。週1回で月4回使うとして、30枚だと7ヶ月半持ちますからね。

再び眼科に行って診察

コンタクトレンズ作成、眼科医に目を見てもらう

エースコンタクトで選んだレンズの書類を持って、再び眼科へ行き、受付に渡します。

待合室で名前を呼ばれたら、中に入って気球のやつを見て、眼圧を測って、検眼をしました。

一旦待合室に戻ったら、今度は先生の診察を受けます。目に光を当ててなんか見てました。両目やったら終了。問題無しとのこと。

つけはずしの練習

コンタクトレンズを装用する

次にコンタクトレンズのつけはずしの練習をします。これが出来ないとコンタクトレンズの処方箋は出せないらしい。

早い人で30分、長い人は3時間かかるとのこと。女性はメイクで目をいじるから、初めてでも大丈夫な人が多いらしい。ちなみに、私もそんなに怖くなくて両眼で15分もかかりませんでした。

以下、コンタクトレンズのつけはずしを振り返ってみます。

乱視用コンタクトレンズの上下

液体の入ったケースから、レンズを摘んで取り出し、利き腕の人差し指に乗せます。ソフトタイプはふにゃふにゃでとても扱いにくかった。

それと、乱視用のコンタクトレンズには線が入っていて上下が決まっているのですが、この線が非常にわかりにくい。光に照らしながら見つけます。

コンタクトレンズを装着するコツ

で、上下の線を見つけたら、指の中心に来るように回転させます。こうするとつけやすいと教えてもらいました。

まぁ、適当に入れてもまぶたをパチパチすれば自然と瞳の中で回転して位置が合うらしい。でも最初はちゃんとやらんとね。

あとは、まぶたを指でぐわっと大きく開けて、レンズを瞳の中心にピタと当てればOK。コンタクトを無事取り付けられたら、正しくつけられたか確認するため機械で検査します。さらにコンタクトをしたまま視力検査をします。

コンタクトレンズの取り外し方

次に取り外しです。コンタクトを人差し指と親指でつまんでとります。

はじめは指がコンタクトの表面を滑って外せませんでした(汗)指の腹で少し押しながら摘んだほうがいいのかも。

調べてみると“つけはずし器具”なるものが売っていました。こういうのを利用するのもいいかもしれませんね。

取り外したソフトコンタクトレンズ

取り外した1Dayコンタクトレンズ。見ての通り、ソフトタイプはペラペラのふにゃふにゃ。

他のレンズも試す

乱視用コンタクトレンズ2種類を試した

「他のレンズも試ためしてみますか?」とのことなのでSEEDのレンズも試すことに。

なんでも装着したコンタクトレンズでないと処方できないそうだ。一度取り外しの練習はしたから、このレンズは付けたまま帰って大丈夫とのこと。

というわけで、処方箋は2つ出して貰った。

  1. ワンデーアキュビューモイスト乱視用
  2. ワンデーピュアうるおいプラス乱視用

2つ買っても1つだけでもいいらしい。あとは受付でお金を払って終わり。

コンタクトレンズの初診費用は?

コンタクトレンズの初診料

「初診料」と「コンタクトレンズ検査料3」で“1,030円”でした。保険証で3割負担の料金になります。

処方箋を持って再びエースコンタクトへ

エースコンタクトでお試しのコンタクトレンズを3日分貰った

処方箋を渡すと「今日は買わずにお試しもできます」とのことなので、お試しとして、それぞれ3日分を貰ってきた。

店員さんのアドバイスとして、初日は4時間までにしたほうがいいらしい。また、1Dayタイプは最長12時間くらいが装着の目安だそうだ。

それとコンタクトは、お風呂やシャワーでは基本使えない。顔を洗うときも駄目だけど、実際は水回りで使ってる人もいて自己責任なんだって。

はじめてコンタクトレンズをした感想

はじめ若干の異物感はありましたが、そこまで気になるものではないかな。まばたきをすると一瞬ぼやける感じがしますが、慣れれば大丈夫とのこと。あと目を動かすとコンタクトレンズの端っこの枠が見えて気になる。ま、これらは“慣れ”で何とかなりそうな感じはしますね。

それと、コンタクト初日は、テレビゲームを長時間やったような頭痛と目の奥の痛みがありました。

いまコンタクトをしながらこのブログ記事を書いていますが、メガネのときのように書けているので大丈夫そう。でも乱視をキッチリ合わせたメガネのほうが文字はくっきりしています。人によるかもしれませんが、コンタクトの乱視用ではちょっと矯正に限界があるのかも。ただ、自転車で風景を見るぶんには気になりません。車の運転も大丈夫だったしね。

あと、初めてコンタクトにすると視界が広くなって感動するとかあったのですが、私はそこまでの感動はなかったですね~。なんかメガネのほうがいいぞ?と感じました(笑)もう何十年もしてるからかな。

コンタクト用の目薬を買う

なんでもコンタクトレンズ用の目薬には”防腐剤が入ってないから1ヶ月しか持たない”そうだ。週末のサイクリングで週1回しか使わない私としては、ひと月で1本使い切るのはまず不可能。

アイリスCL-Iネオ コンタクト用目薬

どうしようかと思いながら薬局で探してみると、1回使い切りタイプの「アイリスCL-Iネオ 30本入り」という目薬が売っていた。これならまるまる1本無駄にならないからこれにした。

1回使い切りといっても、一滴ずつ垂らせば両目で4回分さすことができた。開封して余ったら机とかにおいて、その日のうちに使い切れば大丈夫でしょう。

長くなったので、実際にサイクリングで使用してみた感想はまた次回。